2016年06月21日

事務所設備の予算に「厳しい」お達し

 財政部は6月20日、党中央、国務院など中央クラスの機関を対象とした事務所のオフィス機器やオフィス家具について、価格や使用年数を定めた基準表を公表しました。

 あてがわれる事務所の広さには、閣僚級、局長級などのクラスに応じた規定がありましたが、なるほど次は中身ですか。中国はこういう細かい設定が大好きですよね。実際には運用されないのですが。

 エラいさんの事務所に行くと、實木(天然木)を使用した凝った作りの机やら棚やらが置かれていますが、ああいうのを念頭に置いた引き締めでしょうか。反腐敗の一貫であることは間違いありません。

「中央行政単位事務設備・家具の設置基準」に関する通知(財政部 2016/6/20)

 デスクトップ、ノートPC、プリンター、コピー機、事務用机、ソファーなどのどこの国でも見慣れたオフィス機器や、茶卓、茶器置きなど中国らしいものまで、中国の事務所にありそうなものは大体網羅されています。

 2009年に出された通知と比較すると、ここ数年来の物価高の影響でアイテムごとの上限はかなり上がっている反面、これまではなかった事務所員の人数に対する台数や、カラープリンターとモノクロプリンターを分けたりなど細かくなっています。またノートパソコンは安く抑えられていたりします。

 ダブルベッドがリストにないとか言ってはいけません。「辦公」という文字を見ると、どうしても老板のオフィスを想像してしまいがちですが、ここで想定されているのはいわゆる事務所も含まれます。

2016062101.png
※添付1

2016062102.png
※添付2

 添付1(附1)に記載されているのは事務所のオフィス機器ですからキックバックに、添付2(附2)の家具は老板オフィスにありがちなものですから、贈り物に使われていたりしたんでしょう。

 逆に言えば、このリストに載っているものは買ってもいいとのお墨付きを得たわけです。

 コピー機は20人でも20人以下でも一台購入することが可能ですから、事務所をいくつにも仕切って台数を水増しするという抜け道を考えつきました。

==参考消息==
降級についてのまとめ(2015/9/20)
ラベル:反腐敗
posted by aquarelliste at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 消息 | 更新情報をチェックする
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