2016年08月11日

正しい五星紅旗ができました

 リオ五輪の表彰式で掲揚された中国国旗のデザインがおかしいと、ここ連日ガラスハートの中国人を傷つけている件ですが、ようやく正確な国旗が完成したとのことです。よかったですね。

 7日早朝、中央テレビのキャスター・崔永元が星のデザインが違うと指摘。

2016081101.png
※よく見つけるなあ

 「一点都不能错」(少しも間違ってはいけない)と、南シナ海の仲裁判決後に出回った「一点都不能少」(少しも欠けてはならない)を彷彿とさせる言い回しを使っています。

 共産党を表す大きな星を取り巻く労働者、農民、プチブル、資本家の4つの星は、大きな星のように平行ではないのですが、表彰式で掲揚されている国旗は平行になっていますね。

 環球時報は「一部メディアが以前に『五輪で使用される国旗は全て中国製』と報じていた」と紹介。

 一部メディアとは央視、つまり中央テレビのこと。五輪会場へ通じる地下鉄や安全検査の設備などのインフラに加え、国旗は全て中国製と開幕直前に報じており、この余計な自慢と整合性を取るために四苦八苦することに。

 環球時報は国旗を生産したとされる浙江省の企業を取材。同社は「いやいやウチじゃないですよ。ウチは帽子とかは作ってますけど今は国旗はやってません」と否定。また「国旗を生産している国内企業は100社以上あるが、どこがやったかなんて適当なこと言えない」と大人の対応を見せています。

 中国代表団、駐リオ大使館はブラジル五輪組織委に抗議。組織委が生産を委託した「ブラジル企業」のミスを非難しています。「非中国公司」(中国企業ではない)なんてやらしい描き方していますが、中央テレビの報道は一体何だったのか。

 なお、国旗の生産前にはすべての国内五輪委員会(NOC)の承認を得ています。中国五輪委員会のコメントは今の所ありません。

 そういう自分に不利な設定はすべて無視して、本日残業に残業を重ねた結果、正確な五星紅旗が出来上がりました!という、うれしそうなコメントが、本日午前に微博で披露されています。

 この件では、「中国五輪代表団は、すぐさま表彰式の国旗に誤りがあるのに気付き」などと事実と異なる見苦しい庇い立てが見られました。

 「すぐさま」はあまりいい訳が思いつかないのですが、原語では「第一時間」です。真っ先に、とか。あまり変わりませんね。

 災害が起きると、現地の初期や視聴らが「すぐさま救助の指示を行い、現場に駆けつけた」などと使われるのですが、頑張った感じを出すときに使われています。

==参考消息==
http://www.weibo.com/1496852380/E2o58eJNY?from=page_1003061496852380_profile&wvr=6&mod=weibotime&type=comment#_rnd1470916691562
http://news.xinhuanet.com/sports/2016-08/11/c_129221963.htm
http://2016.ifeng.com/a/20160807/49731856_0.shtml
http://world.huanqiu.com/exclusive/2016-08/9276028.html
http://www.chinanews.com/ty/2016/08-05/7963060.shtml
http://fj.people.com.cn/GB/n2/2016/0808/c181466-28798267.html
http://www.chinanews.com/ty/2016/08-08/7965371.shtml
posted by aquarelliste at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 消息 | 更新情報をチェックする
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