2017年04月06日

趙紫陽の埋葬問題が決着しそう

 2015年10月に紹介した、趙紫陽の遺灰問題に決着がつきそうです。


※思ったより中心部にあった富強胡同

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 趙紫陽は2005年1月に逝去してから12年間、生前軟禁されていた自宅に遺灰が留め置かれていました。中央弁公庁は総書記経験者としてではなく、局長クラスで八宝山に埋葬させたいと持ちかけたものの家族が拒否したためです。

 お盆に当たる今年の清明節は4月4日。三連休となり各地で旅行客が溢れかえる一方で、天安門事件で家族を亡くした遺族の墓参りが監視下で行われたり、活動家が清明節前後に旅行させられたりする日でもあります。

 趙紫陽の故居にも例年と同じく一般弔問客が訪れていました。例年と異なるのは、弔問客を捕らえたり追い返したりはせず、天安門事件の遺族関係者もそのまま弔問させたという公安の対応です。もちろん、不測の事態に備えて胡同の入り口にはパトカーを多数待機させてはいましたが。

 さらに、こう着していた遺灰問題についても、次男の二軍が中央弁公庁との間で父親の埋葬について合意に達したと明かしました。

 共産党高級幹部の墓が多数ある八宝山公墓には埋葬せず、趙の遺族で墓を用意することになりました。これまでは手配すると共産党が譲らなかったのでしょう。

 具体的な場所は明かされていませんが、北京市内の民間墓地を探すか、趙とその妻で、こちらも副部級(副大臣)経験者の梁伯琪の故郷である河南省安陽市滑県に埋葬するかのどちらかとなるようです。

 党大会のある今年はおそらく無理で、来年の4月から5月ごろになるのではと見ているようです。習さんが完全勝利すれば、ということなのか。

共産党の趙への対応はゆっくりではあるものの着実に進んでいます。以前にも同じような感想を持った気もしないでもありませんが、いつかは名誉回復するのだろうと期待をしてしまうのです。

==参考消息==
http://hk.apple.nextmedia.com/international/art/20170405/19980490
http://cn.rfi.fr/中国/20170404-当局显对赵紫阳松动-罕见允许大批民众前往赵家祭奠
http://aquarelliste269g.seesaa.net/article/435382162.html
http://aquarelliste269g.seesaa.net/s/article/435382169.html
posted by aquarelliste at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 消息 | 更新情報をチェックする
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