新聞聯播はこのイベントに34分を割いている。前日は65分に延長したのに今日は40分と奥ゆかしいから、実に放送時間の75%ということになる。せっかくなので、出席者についてまとめた。どういう武器がパレードに出たとかそういうのは、プロが書いたのをお読みください。
前日の30日に開催されたパーティは、常務委員経験者が顔を揃えた中、江沢民、胡錦濤、朱鎔基は出席しなかった。江沢民は2017年の党大会でも介助が付き添っていたし、つい先日の李鵬葬式では両脇を抱えられながらなんとか乗り切る執念深さを見せた。
胡錦濤は脳梗塞だか脳溢血だかで倒れ、手の震えが止まらなくなって久しい。葬式にも足が遠のき、昨年11月の王光英(劉少奇夫人・王光美の兄)の葬式に出たのが最後になっている。
朱鎔基が最後にメディアの前に姿を現したのが、毎年恒例となっている清華大学経済管理学院の顧問委員会への出席だ。この際も左側に立った教授に脇を抱えられて記念写真を撮る程度には弱っていた。
2017年の党大会で介助付きの入場をしていたのがもう1人いた。先日亡くなった李鵬だ。李鵬を除く歩行に問題を抱えていそうな3人が揃って欠席となったので、これはパレードも危ういのではと思わざるを得なかった。
蓋を開けてみれば、朱鎔基こそ欠席したものの、江沢民、胡錦濤は習近平を挟んでの登場だった。ただ、堂々の登場には程遠い。
手前側の江沢民は李鵬葬式と同じく両脇を抱えられ、歩行もやっとという感じ。老人が行き交いするのに段差をそのままにしておくとか、バリアフリーのかけらも感じさせない作りもそのまま放置だ。
二段くらい自分の足で降りられないようでは、党と国家の指導者たる資格はないということなのかもしれない。そう考えると、100歳を超えても介助の手を借りず来ている宋平など化け物ではないか。
江沢民は李鵬葬儀で目にしていたのでそこまでの違和感はなかったが、胡錦濤の変わりっぷりには驚いた。両脇にいた習近平や栗戦書が大柄なのもあり、一段と小さく見えたのだ。白髪になっていたこともあり、胡啓立と見間違えるほどだった。
現実的には胡啓立が習近平、江沢民と同時に入場するなどあり得ない。しかしそう見えてしまうくらい現役時の面影がなかった。
白髪染めをしなくなって、すっかりボリュームが無くなった髪がいくらかふわっとした感はあるのだが、なんというか、こんな胡錦濤は見たくなかった。
軍事パレードの後、毛沢東思想、鄧小平理論に続いて、「3つの代表重要思想堅持」、「科学的発展観の堅持」を掲げる方陣が闊歩した。
スタートして2時間が経過しており、すっかりのびていた可能性もあるが、江沢民は自分が提唱した「3つの代表重要思想」の方陣が目の前に来ても反応を示すことはなかった。
一方の胡錦濤は精一杯手を振って応えていた。実際には手が震えているだけにしか見えないのが、また哀れを誘うのだ。
==参考消息==
http://tv.cctv.com/2019/10/01/VIDEQslbWsaw2jTop6OMQ0MY191001.shtml
https://www.youtube.com/watch?v=GPuwIjb9o4E
http://tv.cctv.com/2018/11/02/VIDEKV56xgIj5alwt8xhY0YN181102.shtml
http://std.stheadline.com/instant/articles/detail/840619/即時-中國-前總理朱鎔基露面-出席清華顧委會會議

曽慶紅が元気そうに見えましたが、
気のせいですかね。
曽慶紅はいつもかくしゃくとしているので、逆に無理しているように見えてしまいます。