武漢の新型コロナウイルス肺炎が発生した後、1月7日、私が主催、召集した中央政治局常務委員会において、新型コロナウイルス肺炎の予防、抑制対策について要求を行なった。1月7日に開催された中央政治局常務委員会では、全国人大常務委員会、国務院、全国政協会議、最高人民法院、最高人民検察院の各党組織と、中央書記処書記が報告を行なっている。
この報告会は2015年から恒例となっていて、各部署のトップである常務委員が報告を行うのだろう。それぞれ、トップは栗戦書、李克強、汪洋、周強、張軍、王滬寧。これまで同列だった常務委員から習近平が一歩抜きんでた象徴だと、私は考えている。
会議の内容は必ずしも全て伝えられるわけではないので、習近平がそうした指示を行なっていたのかもしれないが、少なくとも当時の常務委員会の様子を伝える記事からは読み取れない。
常務委員会が内容を明かせない議題については、「會議還研究了其他事項」(会議はさらに別の件を検討した)と付け加えられることがあるが、1月7日の常務委員会会議にはその文言がなく、常務委員が行なった報告以外の話題もない。
昨年の12月31日に国家衛生健康委員会の専門家が武漢入りし、1月3日にはアメリカに状況を連絡するなど、中央のお偉いさんが全く知らなかったということはあり得ない。しかし、仮に習近平が肺炎問題について発言したのであれば、会議で何かしらの意見統一があり、それが報道されるはずだ。今頃言っても後出しジャンケン感しかない。
==参考消息==
http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-02/15/c_1125578886.htm
http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-01/07/c_1125432339.htm
http://tv.cctv.com/2020/01/20/VIDEZ35M7Q2EDmXkYE8MLLLP200120.shtml
https://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1739521.shtml
