<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
     xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
     xmlns:itunes="http://www.itunes.com/DTDs/Podcast-1.0.dtd">
  <channel>
    <title>中国という隣人</title>
    <link>http://aqurelliste.seesaa.net/</link>
    <description>中国高官の葬式と頭髪に詳しいおじさんによる中国観察です。</description>
    <language>ja</language>
    <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs>
    <itunes:subtitle></itunes:subtitle>
    <itunes:summary>中国高官の葬式と頭髪に詳しいおじさんによる中国観察です。</itunes:summary>
    <itunes:keywords></itunes:keywords>
    
    <itunes:author>aquarelliste</itunes:author>
    <itunes:owner>    
       <itunes:name></itunes:name>
       <itunes:email></itunes:email>
    </itunes:owner>
        <itunes:explicit>no</itunes:explicit>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/474351813.html</link>
      <title>江西省が湖北省人民の入省を拒否</title>
      <pubDate>Wed, 01 Apr 2020 19:37:34 +0900</pubDate>
            <description>　新型コロナウイルスの感染が特にひどい湖北省の武漢市を除く自治体と、隣接する他省とをつなぐ幹線の封鎖が3月25日午前0時から解除された。各自ダウンロードした健康アプリで緑色判定された人のみではあるが、ようやく自由に動けるようになったのだ。　湖北省の一番西側にある黄岡市の黄梅県には駅がない。全国各地の職場に復帰しようとする住民たちは、対岸の江西省九江市までいかなければならないのだが、2つの省を分ける長江にかかる九江長江大橋で事件は起きた。　27日午前、橋を渡り湖北省側から来た人..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　新型コロナウイルスの感染が特にひどい湖北省の武漢市を除く自治体と、隣接する他省とをつなぐ幹線の封鎖が3月25日午前0時から解除された。各自ダウンロードした健康アプリで緑色判定された人のみではあるが、ようやく自由に動けるようになったのだ。

　湖北省の一番西側にある黄岡市の黄梅県には駅がない。全国各地の職場に復帰しようとする住民たちは、対岸の江西省九江市までいかなければならないのだが、2つの省を分ける長江にかかる九江長江大橋で事件は起きた。



　27日午前、橋を渡り湖北省側から来た人間は、九江市側が設けた検問所で入境を拒否された。体温を測ると湖北省人を追い返し、検問所自体も黄梅県側まで移設したという。

　黄梅県側は権限範囲外の行動だとして、九江市側の対応を非難し公安が出動したが、九江市側は特殊警察部隊を繰り出して数人の黄梅県側の警官を取り押さえた。

　黄梅県の人民数百人が続々と橋に集まり抗議。黄梅県県長が介入を試みるも人民の怒りは収まらず、特警車両の屋根に登ってひっくり返すいつもの事態となった。

　新京報道が九江市疫情防控式部に問い合わせたところ、「健康アプリが緑色で、目的地の受け入れ証明があれば九江市に入れる」と回答があったとのこと。

　「手続きが完璧ならなぜ通れなかったのか」と再質問したところ、電話が切れたという。このやりとりが新京報に掲載されているのには驚く。

　翌日28日には九江市、黄梅県の宣伝部が、双方が設置している検問所を撤廃し、往来を約束する趣旨の通達を出した。

　「潯陽（長江に面した側の九江の旧名）黃梅両地相隣，人員相親，交往密切」（潯陽、黄梅の領地は隣接し、人々は仲良く、往来は密接である）と、双方は本当は仲がいいんですよアピールが挟まれている。

　新型コロナウイルスが本格的に湖北省に蔓延しはじめ、1月26日から問題の九江長江大橋も封鎖されてしまっている。

　その後数日で、黄岡市の下級市である武穴市の人民が農業用の船で九江市側に渡っていた事案が発生。手製の船を使って渡っていた人民もいたとのこと。九江市は、武穴市に船を管理して再発を防止するよう求めているように、仲良くても新コロは別じゃいというのが九江側の本音だろう。

　封鎖解除が3月25日で、少なくとも25日と26日は同様の衝突は起きておらず、27日になって九江側が通行止めに及んだ理由が判明していない。九江側が態度を一変させる何らかの原因があったと思うのだが。

　3月19日に列車が湖北省内に停車するようになり、一番列車を出迎えた應勇・湖北省委書記は湖北省の人民を暖かく迎えてほしいと全国に呼び掛けている。蔓延初期から湖北省人は避けられる事案が発生していたが、恐怖から来た反発なら、すぐに解消するのは厳しいのではないか。

==参考消息==
http://www.xinhuanet.com/202003/24/c_1125759909.htm
https://www.hk01.com/即時中國/453822/新冠肺炎-鄂贛警察省界橋上衝突-兩地發聯合公告同意撤關卡https://hk.appledaily.com/china/20200327/GHRKBUFLS5OORBESDI2USFSSDM/
https://news.sina.com.cn/c/2020-03-27/doc-iimxxsth2144813.shtml
http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/03/28/710031.html
http://hc.jiangxi.gov.cn/doc/2020/03/27/141876.shtml
http://www.nbd.com.cn/articles/2020-03-28/1420844.html
https://www.sohu.com/a/369794789_161795
https://www.sohu.com/na/381406301_161795<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　新型コロナウイルスの感染が特にひどい湖北省の武漢市を除く自治体と、隣接する他省とをつなぐ幹線の封鎖が3月25日午前0時から解除された。各自ダウンロードした健康アプリで緑色判定された人のみではあるが、ようやく自由に動けるようになったのだ。<br /><br />　湖北省の一番西側にある黄岡市の黄梅県には駅がない。全国各地の職場に復帰しようとする住民たちは、対岸の江西省九江市までいかなければならないのだが、2つの省を分ける長江にかかる九江長江大橋で事件は起きた。<br /><br /><iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m14!1m8!1m3!1d443037.7760432494!2d115.59645190770486!3d29.828706428754572!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x0%3A0x152f59b6b7a7833f!2z5Lmd5rGf6ZW35rGf5aSn5qmL!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1585577754369!5m2!1sja!2sjp" width="400" height="300" frameborder="0" style="border:0;" allowfullscreen="" aria-hidden="false" tabindex="0"></iframe><br /><br />　27日午前、橋を渡り湖北省側から来た人間は、九江市側が設けた検問所で入境を拒否された。体温を測ると湖北省人を追い返し、検問所自体も黄梅県側まで移設したという。<br /><br />　黄梅県側は権限範囲外の行動だとして、九江市側の対応を非難し公安が出動したが、九江市側は特殊警察部隊を繰り出して数人の黄梅県側の警官を取り押さえた。<br /><br />　黄梅県の人民数百人が続々と橋に集まり抗議。黄梅県県長が介入を試みるも人民の怒りは収まらず、特警車両の屋根に登ってひっくり返すいつもの事態となった。<br /><br />　新京報道が九江市疫情防控式部に問い合わせたところ、「健康アプリが緑色で、目的地の受け入れ証明があれば九江市に入れる」と回答があったとのこと。<br /><br />　「手続きが完璧ならなぜ通れなかったのか」と再質問したところ、電話が切れたという。このやりとりが新京報に掲載されているのには驚く。<br /><br />　翌日28日には九江市、黄梅県の宣伝部が、双方が設置している検問所を撤廃し、往来を約束する趣旨の通達を出した。<br /><br />　「潯陽（長江に面した側の九江の旧名）黃梅両地相隣，人員相親，交往密切」（潯陽、黄梅の領地は隣接し、人々は仲良く、往来は密接である）と、双方は本当は仲がいいんですよアピールが挟まれている。<br /><br />　新型コロナウイルスが本格的に湖北省に蔓延しはじめ、1月26日から問題の九江長江大橋も封鎖されてしまっている。<br /><br />　その後数日で、黄岡市の下級市である武穴市の人民が農業用の船で九江市側に渡っていた事案が発生。手製の船を使って渡っていた人民もいたとのこと。九江市は、武穴市に船を管理して再発を防止するよう求めているように、仲良くても新コロは別じゃいというのが九江側の本音だろう。<br /><br />　封鎖解除が3月25日で、少なくとも25日と26日は同様の衝突は起きておらず、27日になって九江側が通行止めに及んだ理由が判明していない。九江側が態度を一変させる何らかの原因があったと思うのだが。<br /><br />　3月19日に列車が湖北省内に停車するようになり、一番列車を出迎えた應勇・湖北省委書記は湖北省の人民を暖かく迎えてほしいと全国に呼び掛けている。蔓延初期から湖北省人は避けられる事案が発生していたが、恐怖から来た反発なら、すぐに解消するのは厳しいのではないか。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://www.xinhuanet.com/202003/24/c_1125759909.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/202003/24/c_1125759909.htm</a><br /><a href="https://www.hk01.com/" target="_blank">https://www.hk01.com/</a>即時中國/453822/新冠肺炎-鄂贛警察省界橋上衝突-兩地發聯合公告同意撤關卡<a href="https://hk.appledaily.com/china/20200327/GHRKBUFLS5OORBESDI2USFSSDM/" target="_blank">https://hk.appledaily.com/china/20200327/GHRKBUFLS5OORBESDI2USFSSDM/</a><br /><a href="https://news.sina.com.cn/c/2020-03-27/doc-iimxxsth2144813.shtml" target="_blank">https://news.sina.com.cn/c/2020-03-27/doc-iimxxsth2144813.shtml</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/03/28/710031.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/03/28/710031.html</a><br /><a href="http://hc.jiangxi.gov.cn/doc/2020/03/27/141876.shtml" target="_blank">http://hc.jiangxi.gov.cn/doc/2020/03/27/141876.shtml</a><br /><a href="http://www.nbd.com.cn/articles/2020-03-28/1420844.html" target="_blank">http://www.nbd.com.cn/articles/2020-03-28/1420844.html</a><br /><a href="https://www.sohu.com/a/369794789_161795" target="_blank">https://www.sohu.com/a/369794789_161795</a><br /><a href="https://www.sohu.com/na/381406301_161795" target="_blank">https://www.sohu.com/na/381406301_161795</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/474351813</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473925541.html</link>
      <title>常務委員はマスクを付けない</title>
      <pubDate>Sat, 07 Mar 2020 21:52:42 +0900</pubDate>
            <description>　肺炎対策が初めて議題に上った1月25日の中国共産党中央政治局常務委員会会議（以下、常務委員会会議）は、珍しく映像が公開された。　　記事の頭に「旧正月初日」とわざわざと書いているように、仕事をしている感じを出すために、映像を出したのではと推測される。常務委員会の報道は、通常ならキャスターが記事を読み上げ、その内容が画面に出されるド地味なものだからだ。　この時点では、中央が湖北省に送り込んだ中央指導組のトップ・孫春蘭はおろか、出席者は全員マスクを着用しない無防備ぶりがひどい気は..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　肺炎対策が初めて議題に上った1月25日の中国共産党中央政治局常務委員会会議（以下、常務委員会会議）は、珍しく映像が公開された。
　
　記事の頭に「旧正月初日」とわざわざと書いているように、仕事をしている感じを出すために、映像を出したのではと推測される。常務委員会の報道は、通常ならキャスターが記事を読み上げ、その内容が画面に出されるド地味なものだからだ。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030701.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030701.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030701-thumbnail2.png" width="320" height="250"></a>


　この時点では、中央が湖北省に送り込んだ中央指導組のトップ・孫春蘭はおろか、出席者は全員マスクを着用しない無防備ぶりがひどい気はするが、いつもより座席の間隔は開いてあるので、問題ないとの認識なのかもしれない。

　ただ、間隔を空けているのは中央の円卓にいる中央應對疫情工作領導小組の面々だけで、その後に控えている閣僚級以下はいつも通りのキツキツ席次だったりする。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030702.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030702.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030702-thumbnail2.png" width="320" height="251"></a>

　その後の常務委員会会議は従前のように、キャスター読み上げとブルーバックのスタイルに戻った。他の関連会議も同様のスタイルで報じられ、次に会議の映像が出てきたのは2月23日の「統籌推進新冠肺炎疫情防控和經濟社會發展工作部署會議」だ。

　同会議は国内の肺炎感染状況について厳しい見通しを示しつつ、正確で時宜にかなったものだと党の肺炎対策を自画自賛している。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030703.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030703.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030703-thumbnail2.png" width="320" height="252"></a>
<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030704.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030704.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030704-thumbnail2.png" width="320" height="252"></a>

　主席団席には常務委員7人が座り、向かいのお説拝聴席には政治局委員以下が座る。よく目にする光景だが、常務委員はマスク不着用で、お説拝聴席の面々は律儀にマスクを着用しているのが気になった。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030708.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020030708.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030708-thumbnail2.jpg" width="320" height="213"></a>

　翌24日の中央應對疫情工作領導小組は、組長の李克強、副組長の王滬寧が不着用、ヒラ成員の政治局委員以下やその他参加者はマスクを着用していた。湖北省入りしている孫春蘭もマスクをしている。

　常務委員はマスクをしない特権があるのだろうかと推論は立てられたのだが、サンプル2例だけで結論づけるのはよろしくないので、もう少し待ってみることにした。

　3月6日、久々に映像が出た。この日開催された決戰脫貧攻堅座談會は、貧困対策がテーマだ。主席団席の習近平、汪洋の常務委員と、政治局委員、中央書記処書記（尤權）はマスク不着用で、お席拝聴席の面々は着用していた。

　この座談会は上海や広東など地方都市とも繋がっており、彼らは全員マスクを着用している。上海、広東、天津、重慶、新疆のトップは政治局委員だ。

　前後するが、2月24日には全国人大常務委員会会議が開催された。3月に開催が予定されていた会議の延期や、肺炎の発生源とみられている野生動物の売買、飲食を禁止する法律の審議が行われたが、全国人大常務委委員長の栗戦書はマスク不着用で、その他参加者はマスクを着用している。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030706.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030706.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030706-thumbnail2.png" width="320" height="250"></a>

　法案の説明を行う報告者はマスク不着用だったが、おそらく発言していない時間はマスクを付けさせられているか、報告が終わればさっさと退場させられているのではないか。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030707.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030707.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030707-thumbnail2.png" width="320" height="251"></a>

　常務委員がマスクをかけないかと言えば、習近平と李克強は北京市内を複数回視察した際にはしっかりとマスクをしているし、習近平は握手を求めてきた住民に「非常時だから」と握手を拒否している。

　マスクを着用したまま話すのは不明瞭だから外しているのはなんとなく理解できるのだが、習も李も視察時にはマスクとしながら重要講話（）を行なっている。

　政治局委員が立ち位置によってマスクを付けたり付けなかったりというのも意味がわからないが、常務委員が多数の人間が集まる会議で全く付けないのが理解できない。身分で特権があるのが丸わかりだ。

==参考消息==
http://tv.cctv.com/2020/01/25/VIDEbW4uFQHrZo2OKgC3Qtgq200125.shtml
http://tv.cctv.com/2020/02/23/VIDEpk03GNBU9j5TfaGA4pKE200223.shtml
http://www.gov.cn/premier/2020-02/25/content_5482792.htm
http://tv.cctv.com/2020/03/06/VIDEbuIJloCG3d2PPkJaUS4I200306.shtml
http://tv.cctv.com/2020/02/24/VIDE7HFo6ioRidAbiu446h79200224.shtml
http://tv.cctv.com/2020/02/24/VIDEAoUKjY1KzAmC9yfMrHQ4200224.shtml<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　肺炎対策が初めて議題に上った1月25日の中国共産党中央政治局常務委員会会議（以下、常務委員会会議）は、珍しく映像が公開された。<br />　<br />　記事の頭に「旧正月初日」とわざわざと書いているように、仕事をしている感じを出すために、映像を出したのではと推測される。常務委員会の報道は、通常ならキャスターが記事を読み上げ、その内容が画面に出されるド地味なものだからだ。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030701.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030701.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030701-thumbnail2.png" width="320" height="250" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030701-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />　この時点では、中央が湖北省に送り込んだ中央指導組のトップ・孫春蘭はおろか、出席者は全員マスクを着用しない無防備ぶりがひどい気はするが、いつもより座席の間隔は開いてあるので、問題ないとの認識なのかもしれない。<br /><br />　ただ、間隔を空けているのは中央の円卓にいる中央應對疫情工作領導小組の面々だけで、その後に控えている閣僚級以下はいつも通りのキツキツ席次だったりする。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030702.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030702.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030702-thumbnail2.png" width="320" height="251" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030702-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　その後の常務委員会会議は従前のように、キャスター読み上げとブルーバックのスタイルに戻った。他の関連会議も同様のスタイルで報じられ、次に会議の映像が出てきたのは2月23日の「統籌推進新冠肺炎疫情防控和經濟社會發展工作部署會議」だ。<br /><br />　同会議は国内の肺炎感染状況について厳しい見通しを示しつつ、正確で時宜にかなったものだと党の肺炎対策を自画自賛している。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030703.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030703.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030703-thumbnail2.png" width="320" height="252" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030703-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030704.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030704.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030704-thumbnail2.png" width="320" height="252" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030704-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　主席団席には常務委員7人が座り、向かいのお説拝聴席には政治局委員以下が座る。よく目にする光景だが、常務委員はマスク不着用で、お説拝聴席の面々は律儀にマスクを着用しているのが気になった。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030708.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020030708.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030708-thumbnail2.jpg" width="320" height="213" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030708-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　翌24日の中央應對疫情工作領導小組は、組長の李克強、副組長の王滬寧が不着用、ヒラ成員の政治局委員以下やその他参加者はマスクを着用していた。湖北省入りしている孫春蘭もマスクをしている。<br /><br />　常務委員はマスクをしない特権があるのだろうかと推論は立てられたのだが、サンプル2例だけで結論づけるのはよろしくないので、もう少し待ってみることにした。<br /><br />　3月6日、久々に映像が出た。この日開催された決戰脫貧攻堅座談會は、貧困対策がテーマだ。主席団席の習近平、汪洋の常務委員と、政治局委員、中央書記処書記（尤權）はマスク不着用で、お席拝聴席の面々は着用していた。<br /><br />　この座談会は上海や広東など地方都市とも繋がっており、彼らは全員マスクを着用している。上海、広東、天津、重慶、新疆のトップは政治局委員だ。<br /><br />　前後するが、2月24日には全国人大常務委員会会議が開催された。3月に開催が予定されていた会議の延期や、肺炎の発生源とみられている野生動物の売買、飲食を禁止する法律の審議が行われたが、全国人大常務委委員長の栗戦書はマスク不着用で、その他参加者はマスクを着用している。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030706.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030706.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030706-thumbnail2.png" width="320" height="250" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030706-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　法案の説明を行う報告者はマスク不着用だったが、おそらく発言していない時間はマスクを付けさせられているか、報告が終わればさっさと退場させられているのではないか。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030707.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020030707.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020030707-thumbnail2.png" width="320" height="251" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020030707-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　常務委員がマスクをかけないかと言えば、習近平と李克強は北京市内を複数回視察した際にはしっかりとマスクをしているし、習近平は握手を求めてきた住民に「非常時だから」と握手を拒否している。<br /><br />　マスクを着用したまま話すのは不明瞭だから外しているのはなんとなく理解できるのだが、習も李も視察時にはマスクとしながら重要講話（）を行なっている。<br /><br />　政治局委員が立ち位置によってマスクを付けたり付けなかったりというのも意味がわからないが、常務委員が多数の人間が集まる会議で全く付けないのが理解できない。身分で特権があるのが丸わかりだ。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/01/25/VIDEbW4uFQHrZo2OKgC3Qtgq200125.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/01/25/VIDEbW4uFQHrZo2OKgC3Qtgq200125.shtml</a><br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/02/23/VIDEpk03GNBU9j5TfaGA4pKE200223.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/02/23/VIDEpk03GNBU9j5TfaGA4pKE200223.shtml</a><br /><a href="http://www.gov.cn/premier/2020-02/25/content_5482792.htm" target="_blank">http://www.gov.cn/premier/2020-02/25/content_5482792.htm</a><br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/03/06/VIDEbuIJloCG3d2PPkJaUS4I200306.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/03/06/VIDEbuIJloCG3d2PPkJaUS4I200306.shtml</a><br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/02/24/VIDE7HFo6ioRidAbiu446h79200224.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/02/24/VIDE7HFo6ioRidAbiu446h79200224.shtml</a><br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/02/24/VIDEAoUKjY1KzAmC9yfMrHQ4200224.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/02/24/VIDEAoUKjY1KzAmC9yfMrHQ4200224.shtml</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473925541</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473863062.html</link>
      <title>湖北省封鎖とはなんだったのか</title>
      <pubDate>Tue, 03 Mar 2020 23:11:18 +0900</pubDate>
            <description>　湖北省紀律監査委員会は省内の監獄（刑務所）を統括する管理局党委書記（局長兼任）、副局長、政治部主任ら指導部の主だった面々を解任し、彼らに対して取り調べを行うと発表した。　この処分は、『刑滿釋放新冠肺炎確診人員離漢抵京』（刑期を終え釈放された新型コロナウイルス患者が、武漢を離れ北京に到着）した問題がネットで話題になっている件について行われた。という設定だ。 肺炎患者とは黄某なる61歳の女性だ。湖北省恩施（恩施トゥチャ族ミャオ族自治州武漢市から南西200キロ程度に位置）の出身で..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　湖北省紀律監査委員会は省内の監獄（刑務所）を統括する管理局党委書記（局長兼任）、副局長、政治部主任ら指導部の主だった面々を解任し、彼らに対して取り調べを行うと発表した。

　この処分は、『刑滿釋放新冠肺炎確診人員離漢抵京』（刑期を終え釈放された新型コロナウイルス患者が、武漢を離れ北京に到着）した問題がネットで話題になっている件について行われた。という設定だ。

 肺炎患者とは黄某なる61歳の女性だ。湖北省恩施（恩施トゥチャ族ミャオ族自治州武漢市から南西200キロ程度に位置）の出身で、県水利水産局の幹部だったが、汚職容疑で2014年に懲役10年の判決を受けた。刑期は2011年4月からカウントされ、2回の減刑が認められて、2月17日に刑期満了となっている。

　同監獄では2月21日の時点で230人の新型コロナウイルス感染者が出ていた。1月29日の時点で濃厚接触を行ったと判断された黄某は、刑期を終えた後も21日まで隔離して監察処置をとっていた。18日、19日の体温測定で37.3度を記録している。

　恩施市に住む弟、北京に住む娘は、武漢市が外部との往来を遮断しているため迎えに行けないと監獄に連絡したものの、黄某は家に帰りたいと要求したため、監獄は娘に再度連絡をした。

　娘は「方法を考える」と返答。監獄側は21日の午前に、武漢北高速の料金所まで送り届け、娘の前の夫が運転する北京ナンバーの自家用車に乗車。

　黄某は翌日の早朝に北京に到着し、娘が住む東城区新怡家園へ状況報告を行い、午後8時に隔離措置がとられ、24日に感染が確認されたため医療機関へ移送された。というのが、黄某が北京にたどり着くまでの大筋となる。

　今回の事件は、湖北省のトップが子飼いの應勇に交代してから起きている。司法部副部長を組長に中央が送り込んだ聯合調査組は、省司法庁と省監獄局にこそ指導力が欠如していて起きた問題だと結論づけているが、應勇の前任者も感染拡大に対する指導力の不足で解任されているはずなので、この説明は應勇をかばうものでしかない。

　北京側のザル体制も問題だが、刑期満了後も監獄に感染者と思しき元受刑者を留めおかず、めでたく北京の高級住宅地に感染者を送り込んだ罪は大きいと思う。

　また、2月24日の午前に一旦は封鎖解除を宣言しながら、3時間半後に取り消した件もある。現場は突然のお触れに混乱しており、全体的には通行を許さなかったケースがほとんどのようだが、何にでも例外はあるので、武漢からの流出は起きていたはずだ。

　このお触れを聞いて武漢を離れた人が何人いるのかは不明。前任者なら完全にアウトのはずだが、應勇には不思議な力が働いて予定通り2年後には政治局委員に昇格していてもおかしくない。

　さて、黄某は周永康の息子の妻で、「よほどのコネクションがないと「武漢から北京へ」は不可能なこと」と書いている人がいる。しかし、黄某が特別というわけではない。

　武漢市は1月23日午前10時から都市封鎖を行い、外部との出入りを厳しく制限している。

　建前はそういうことになっているが、武漢封鎖後に刑期満了に伴って釈放され故郷に戻った元受刑者はいるし、黄某と同じように高速の入り口まで送り届けられたケースが、他に存在することが財新の報道で明らかになっている。

　周永康には息子が2人いて、結婚しているのは長男の周濱だけだが、周濱は1971年生まれ。年の差結婚がありえないわけではないが常識的に考えづらいし、そもそも周濱の妻は黄婉という名前で、1年前に禁足状態であるとTwitterを通じて助けを求めている。

　「「黄某英」は、本物の「H女士」を隠すためのダミー」とか言い出す前に、「噂」の検証はしてほしいものだ。

==参考消息==
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-03/02/c_1125651996.htm
http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/21/692852.html
http://china.caixin.com/2020-02-27/101520878.html
http://www.bjd.com.cn/a/202003/02/WS5e5ccb98e4b05d1eff0b4155.html
http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/29/697090.html
http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/29/696933.html  
https://cn.wsj.com/articles/周永康儿媳被限制出境，公开发声维权-11562138710
https://news.sina.com.cn/c/2020-03-02/doc-iimxxstf5795209.shtml<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　湖北省紀律監査委員会は省内の監獄（刑務所）を統括する管理局党委書記（局長兼任）、副局長、政治部主任ら指導部の主だった面々を解任し、彼らに対して取り調べを行うと発表した。<br /><br />　この処分は、『刑滿釋放新冠肺炎確診人員離漢抵京』（刑期を終え釈放された新型コロナウイルス患者が、武漢を離れ北京に到着）した問題がネットで話題になっている件について行われた。という設定だ。<br /><br /> 肺炎患者とは黄某なる61歳の女性だ。湖北省恩施（恩施トゥチャ族ミャオ族自治州武漢市から南西200キロ程度に位置）の出身で、県水利水産局の幹部だったが、汚職容疑で2014年に懲役10年の判決を受けた。刑期は2011年4月からカウントされ、2回の減刑が認められて、2月17日に刑期満了となっている。<br /><br />　同監獄では2月21日の時点で230人の新型コロナウイルス感染者が出ていた。1月29日の時点で濃厚接触を行ったと判断された黄某は、刑期を終えた後も21日まで隔離して監察処置をとっていた。18日、19日の体温測定で37.3度を記録している。<br /><br />　恩施市に住む弟、北京に住む娘は、武漢市が外部との往来を遮断しているため迎えに行けないと監獄に連絡したものの、黄某は家に帰りたいと要求したため、監獄は娘に再度連絡をした。<br /><br />　娘は「方法を考える」と返答。監獄側は21日の午前に、武漢北高速の料金所まで送り届け、娘の前の夫が運転する北京ナンバーの自家用車に乗車。<br /><br />　黄某は翌日の早朝に北京に到着し、娘が住む東城区新怡家園へ状況報告を行い、午後8時に隔離措置がとられ、24日に感染が確認されたため医療機関へ移送された。というのが、黄某が北京にたどり着くまでの大筋となる。<br /><br />　今回の事件は、湖北省のトップが子飼いの應勇に交代してから起きている。司法部副部長を組長に中央が送り込んだ聯合調査組は、省司法庁と省監獄局にこそ指導力が欠如していて起きた問題だと結論づけているが、應勇の前任者も感染拡大に対する指導力の不足で解任されているはずなので、この説明は應勇をかばうものでしかない。<br /><br />　北京側のザル体制も問題だが、刑期満了後も監獄に感染者と思しき元受刑者を留めおかず、めでたく北京の高級住宅地に感染者を送り込んだ罪は大きいと思う。<br /><br />　また、2月24日の午前に一旦は封鎖解除を宣言しながら、3時間半後に取り消した件もある。現場は突然のお触れに混乱しており、全体的には通行を許さなかったケースがほとんどのようだが、何にでも例外はあるので、武漢からの流出は起きていたはずだ。<br /><br />　このお触れを聞いて武漢を離れた人が何人いるのかは不明。前任者なら完全にアウトのはずだが、應勇には不思議な力が働いて予定通り2年後には政治局委員に昇格していてもおかしくない。<br /><br />　さて、黄某は周永康の息子の妻で、「よほどのコネクションがないと「武漢から北京へ」は不可能なこと」と書いている人がいる。しかし、黄某が特別というわけではない。<br /><br />　武漢市は1月23日午前10時から都市封鎖を行い、外部との出入りを厳しく制限している。<br /><br />　建前はそういうことになっているが、武漢封鎖後に刑期満了に伴って釈放され故郷に戻った元受刑者はいるし、黄某と同じように高速の入り口まで送り届けられたケースが、他に存在することが財新の報道で明らかになっている。<br /><br />　周永康には息子が2人いて、結婚しているのは長男の周濱だけだが、周濱は1971年生まれ。年の差結婚がありえないわけではないが常識的に考えづらいし、そもそも周濱の妻は黄婉という名前で、1年前に禁足状態であるとTwitterを通じて助けを求めている。<br /><br />　「「黄某英」は、本物の「H女士」を隠すためのダミー」とか言い出す前に、「噂」の検証はしてほしいものだ。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/2020-03/02/c_1125651996.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/2020-03/02/c_1125651996.htm</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/21/692852.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/21/692852.html</a><br /><a href="http://china.caixin.com/2020-02-27/101520878.html" target="_blank">http://china.caixin.com/2020-02-27/101520878.html</a><br /><a href="http://www.bjd.com.cn/a/202003/02/WS5e5ccb98e4b05d1eff0b4155.html" target="_blank">http://www.bjd.com.cn/a/202003/02/WS5e5ccb98e4b05d1eff0b4155.html</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/29/697090.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/29/697090.html</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/29/696933.html&nbsp;&nbsp;" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/29/696933.html&nbsp;&nbsp;</a><br /><a href="https://cn.wsj.com/articles/" target="_blank">https://cn.wsj.com/articles/</a>周永康儿媳被限制出境，公开发声维权-11562138710<br /><a href="https://news.sina.com.cn/c/2020-03-02/doc-iimxxstf5795209.shtml" target="_blank">https://news.sina.com.cn/c/2020-03-02/doc-iimxxstf5795209.shtml</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473863062</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473598995.html</link>
      <title>私は1月7日に要求した</title>
      <pubDate>Sun, 16 Feb 2020 11:38:59 +0900</pubDate>
            <description>　2月3日に習近平が開催した中央政治局常務委員会における、発言の全内容が公表された。　武漢の新型コロナウイルス肺炎が発生した後、1月7日、私が主催、召集した中央政治局常務委員会において、新型コロナウイルス肺炎の予防、抑制対策について要求を行なった。　1月7日に開催された中央政治局常務委員会では、全国人大常務委員会、国務院、全国政協会議、最高人民法院、最高人民検察院の各党組織と、中央書記処書記が報告を行なっている。　この報告会は2015年から恒例となっていて、各部署のトップであ..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　2月3日に習近平が開催した中央政治局常務委員会における、発言の全内容が公表された。

　武漢の新型コロナウイルス肺炎が発生した後、1月7日、私が主催、召集した中央政治局常務委員会において、新型コロナウイルス肺炎の予防、抑制対策について要求を行なった。　1月7日に開催された中央政治局常務委員会では、全国人大常務委員会、国務院、全国政協会議、最高人民法院、最高人民検察院の各党組織と、中央書記処書記が報告を行なっている。

　この報告会は2015年から恒例となっていて、各部署のトップである常務委員が報告を行うのだろう。それぞれ、トップは栗戦書、李克強、汪洋、周強、張軍、王滬寧。これまで同列だった常務委員から習近平が一歩抜きんでた象徴だと、私は考えている。

　会議の内容は必ずしも全て伝えられるわけではないので、習近平がそうした指示を行なっていたのかもしれないが、少なくとも当時の常務委員会の様子を伝える記事からは読み取れない。

　常務委員会が内容を明かせない議題については、「會議還研究了其他事項」（会議はさらに別の件を検討した）と付け加えられることがあるが、1月7日の常務委員会会議にはその文言がなく、常務委員が行なった報告以外の話題もない。

　昨年の12月31日に国家衛生健康委員会の専門家が武漢入りし、1月3日にはアメリカに状況を連絡するなど、中央のお偉いさんが全く知らなかったということはあり得ない。しかし、仮に習近平が肺炎問題について発言したのであれば、会議で何かしらの意見統一があり、それが報道されるはずだ。今頃言っても後出しジャンケン感しかない。

==参考消息==
http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-02/15/c_1125578886.htm
http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-01/07/c_1125432339.htm
http://tv.cctv.com/2020/01/20/VIDEZ35M7Q2EDmXkYE8MLLLP200120.shtml
https://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1739521.shtml<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　2月3日に習近平が開催した中央政治局常務委員会における、発言の全内容が公表された。<br /><br /><blockquote>　武漢の新型コロナウイルス肺炎が発生した後、1月7日、私が主催、召集した中央政治局常務委員会において、新型コロナウイルス肺炎の予防、抑制対策について要求を行なった。</blockquote>　1月7日に開催された中央政治局常務委員会では、全国人大常務委員会、国務院、全国政協会議、最高人民法院、最高人民検察院の各党組織と、中央書記処書記が報告を行なっている。<br /><br />　この報告会は2015年から恒例となっていて、各部署のトップである常務委員が報告を行うのだろう。それぞれ、トップは栗戦書、李克強、汪洋、周強、張軍、王滬寧。これまで同列だった常務委員から習近平が一歩抜きんでた象徴だと、私は考えている。<br /><br />　会議の内容は必ずしも全て伝えられるわけではないので、習近平がそうした指示を行なっていたのかもしれないが、少なくとも当時の常務委員会の様子を伝える記事からは読み取れない。<br /><br />　常務委員会が内容を明かせない議題については、「會議還研究了其他事項」（会議はさらに別の件を検討した）と付け加えられることがあるが、1月7日の常務委員会会議にはその文言がなく、常務委員が行なった報告以外の話題もない。<br /><br />　昨年の12月31日に国家衛生健康委員会の専門家が武漢入りし、1月3日にはアメリカに状況を連絡するなど、中央のお偉いさんが全く知らなかったということはあり得ない。しかし、仮に習近平が肺炎問題について発言したのであれば、会議で何かしらの意見統一があり、それが報道されるはずだ。今頃言っても後出しジャンケン感しかない。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-02/15/c_1125578886.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-02/15/c_1125578886.htm</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-01/07/c_1125432339.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2020-01/07/c_1125432339.htm</a><br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/01/20/VIDEZ35M7Q2EDmXkYE8MLLLP200120.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/01/20/VIDEZ35M7Q2EDmXkYE8MLLLP200120.shtml</a><br /><a href="https://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1739521.shtml" target="_blank">https://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/t1739521.shtml</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473598995</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473562424.html</link>
      <title>応勇の政治局入り待ったなし</title>
      <pubDate>Thu, 13 Feb 2020 23:16:24 +0900</pubDate>
            <description>　湖北省委トップの書記が、蒋超良から上海市市長の應勇に交代となった。あわせて、発生源となっている武漢市委書記も交代となった。武漢市委書記は湖北省委副書記も兼任しているので、省委書記、副書記3人のうち、2人が一気に交代となった。残った1人は省長の王暁東だ。　このタイミングでの交代は、肺炎問題の詰め腹以外の何者でもない。省委書記の異動を伝える役目は、通常中央組織部副部長が担う。今回は呉玉良だったが、今回の人事について「伝染病の蔓延を防ぐため、また湖北省指導部建設の実情を鑑みた」と..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　湖北省委トップの書記が、蒋超良から上海市市長の應勇に交代となった。あわせて、発生源となっている武漢市委書記も交代となった。武漢市委書記は湖北省委副書記も兼任しているので、省委書記、副書記3人のうち、2人が一気に交代となった。残った1人は省長の王暁東だ。

　このタイミングでの交代は、肺炎問題の詰め腹以外の何者でもない。省委書記の異動を伝える役目は、通常中央組織部副部長が担う。今回は呉玉良だったが、今回の人事について「伝染病の蔓延を防ぐため、また湖北省指導部建設の実情を鑑みた」と明かしている。肺炎対策シフトであり、今のメンツでは無理と判断されたことがわかる。

　前任者の蒋超良が出席していないのが円満退職でないことを表している。円満退職であれば、前任者、後任、省長（自治区なら主席、直轄市なら市長）がそれぞれ談話を発表する。前任者は後任を、後任は前任者を褒めちぎるのだが、今回は蒋超良が欠席しており、彼の業績はスルーされた。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020021301.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020021301.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020021301-thumbnail2.png" width="320" height="177"></a>

　後任となった應勇は今年63歳。習近平とは浙江時代から近く、いわゆる之江新軍の1人だが、第19期は中央委員どまり。何もなければ2年後の党大会で65歳となり、上海市市長を下されて引退コースだったので、これは政治生命が伸びたと言わざるを得ない。

　習近平の子飼いはボンクラしかおらず、しかも意外と高齢だ。今季政治局委員に引き上げた半分は、年齢の面から引退が濃厚なので、次の政治局委員を作るために実績をつけてやろうとしているのだ。

　新型コロナウイルスの発生から感染拡大において、湖北省で状況の隠蔽や不作為などがあったかについてはここでは議論しないが、誰がやっても対応が難しい初期段階より、党が全力でバックアップしてくれる事後処理の方が楽なのは目に見えている。

　トップが交代した13日には湖北省全体の新規確定診断数が15000件くらい増えた。感染が一気に拡大したのではなく、疑い止まりだった患者を確定診断とカウントする方針に変更したためだ。応勇の湖北入りに合わせてあげたのではないか。


　SARSで詰め腹を切らされた張文康・衛生部部長はそのまま一線を退き、孟学農・北京市市長は閑職を経て山西省省長に返り咲くも、今度は炭鉱で採掘された捨て石の山が大雨で崩壊し、下流の村を襲い、公式発表で277人が死亡した事故の責任を取らされて、流石に浮かび上がってこなかった。一時は政治局委員候補とも目されていたのだが。

　それに比べれば、孟学農の後任となった王岐山は、ご存知の通りの出世街道。実は習近平の旧友だったという隠し設定があったので単純に比較はできないが、「肺炎問題を片付けた有能な政治家」の肩書なら政治局くらいまでは行けそうな気がする。

==参考消息==
http://news.cnhubei.com/content/2020-02/13/content_12730095.html
http://news.cnhubei.com/content/2020-02/13/content_12730161.html
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-02/13/c_1125568253.htm
https://tech.sina.com.cn/roll/2020-02-13/doc-iimxxstf0996020.shtml
http://wjw.hubei.gov.cn/fbjd/dtyw/202002/t20200213_2025581.shtml
<a href="http://aqurelliste.seesaa.net/article/473008037.html" target="_blank">身びいきが過ぎる　2020年01月08日</a><a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　湖北省委トップの書記が、蒋超良から上海市市長の應勇に交代となった。あわせて、発生源となっている武漢市委書記も交代となった。武漢市委書記は湖北省委副書記も兼任しているので、省委書記、副書記3人のうち、2人が一気に交代となった。残った1人は省長の王暁東だ。<br /><br />　このタイミングでの交代は、肺炎問題の詰め腹以外の何者でもない。省委書記の異動を伝える役目は、通常中央組織部副部長が担う。今回は呉玉良だったが、今回の人事について「伝染病の蔓延を防ぐため、また湖北省指導部建設の実情を鑑みた」と明かしている。肺炎対策シフトであり、今のメンツでは無理と判断されたことがわかる。<br /><br />　前任者の蒋超良が出席していないのが円満退職でないことを表している。円満退職であれば、前任者、後任、省長（自治区なら主席、直轄市なら市長）がそれぞれ談話を発表する。前任者は後任を、後任は前任者を褒めちぎるのだが、今回は蒋超良が欠席しており、彼の業績はスルーされた。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020021301.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020021301.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020021301-thumbnail2.png" width="320" height="177" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020021301-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　後任となった應勇は今年63歳。習近平とは浙江時代から近く、いわゆる之江新軍の1人だが、第19期は中央委員どまり。何もなければ2年後の党大会で65歳となり、上海市市長を下されて引退コースだったので、これは政治生命が伸びたと言わざるを得ない。<br /><br />　習近平の子飼いはボンクラしかおらず、しかも意外と高齢だ。今季政治局委員に引き上げた半分は、年齢の面から引退が濃厚なので、次の政治局委員を作るために実績をつけてやろうとしているのだ。<br /><br />　新型コロナウイルスの発生から感染拡大において、湖北省で状況の隠蔽や不作為などがあったかについてはここでは議論しないが、誰がやっても対応が難しい初期段階より、党が全力でバックアップしてくれる事後処理の方が楽なのは目に見えている。<br /><br />　トップが交代した13日には湖北省全体の新規確定診断数が15000件くらい増えた。感染が一気に拡大したのではなく、疑い止まりだった患者を確定診断とカウントする方針に変更したためだ。応勇の湖北入りに合わせてあげたのではないか。<br /><br /><br />　SARSで詰め腹を切らされた張文康・衛生部部長はそのまま一線を退き、孟学農・北京市市長は閑職を経て山西省省長に返り咲くも、今度は炭鉱で採掘された捨て石の山が大雨で崩壊し、下流の村を襲い、公式発表で277人が死亡した事故の責任を取らされて、流石に浮かび上がってこなかった。一時は政治局委員候補とも目されていたのだが。<br /><br />　それに比べれば、孟学農の後任となった王岐山は、ご存知の通りの出世街道。実は習近平の旧友だったという隠し設定があったので単純に比較はできないが、「肺炎問題を片付けた有能な政治家」の肩書なら政治局くらいまでは行けそうな気がする。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://news.cnhubei.com/content/2020-02/13/content_12730095.html" target="_blank">http://news.cnhubei.com/content/2020-02/13/content_12730095.html</a><br /><a href="http://news.cnhubei.com/content/2020-02/13/content_12730161.html" target="_blank">http://news.cnhubei.com/content/2020-02/13/content_12730161.html</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/2020-02/13/c_1125568253.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/2020-02/13/c_1125568253.htm</a><br /><a href="https://tech.sina.com.cn/roll/2020-02-13/doc-iimxxstf0996020.shtml" target="_blank">https://tech.sina.com.cn/roll/2020-02-13/doc-iimxxstf0996020.shtml</a><br /><a href="http://wjw.hubei.gov.cn/fbjd/dtyw/202002/t20200213_2025581.shtml" target="_blank">http://wjw.hubei.gov.cn/fbjd/dtyw/202002/t20200213_2025581.shtml</a><br /><a href="http://aqurelliste.seesaa.net/article/473008037.html" target="_blank">身びいきが過ぎる　2020年01月08日</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>二十大</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473562424</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473487056.html</link>
      <title>大理市がよそのマスクを徴発</title>
      <pubDate>Sun, 09 Feb 2020 00:25:44 +0900</pubDate>
            <description>　新型コロナウイルスによる肺炎が蔓延する中国では、医療物資の欠乏が深刻になっているようだ。　雲南省大理市衛生健康局は2月2日、『応急処置征用通知書』（以下通知書）を発行し、順豊の物流センターからマスク598箱を徴用した。しかも、順豊に市が指定する場所まで持ってこいと要求する始末。徴用というか徴発だなこれは。　通知書によれば、物流センターは瑞麗市（徳宏タイ族チンポー族自治州）にある。位置関係から考えると国産ではなく、ミャンマー産を陸路で輸入したものと考えられる。　重慶市は大理市..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　新型コロナウイルスによる肺炎が蔓延する中国では、医療物資の欠乏が深刻になっているようだ。

　雲南省大理市衛生健康局は2月2日、『応急処置征用通知書』（以下通知書）を発行し、順豊の物流センターからマスク598箱を徴用した。しかも、順豊に市が指定する場所まで持ってこいと要求する始末。徴用というか徴発だなこれは。



　通知書によれば、物流センターは瑞麗市（徳宏タイ族チンポー族自治州）にある。位置関係から考えると国産ではなく、ミャンマー産を陸路で輸入したものと考えられる。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020901.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020020901.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020901-thumbnail2.jpg" width="320" height="180"></a>

　重慶市は大理市に返還を要求。大理市は一旦「すでに配布してしまった」と返還を拒否したものの、6日になって「この行為が兄弟の省市が行う防控疫情工作と人民の感情に重大な影響を及ぼした」として、残ったマスクは返還。使い込んだマスクの賠償金約99万元を支払うと表明。市長は平謝りとなった。

　感染源の武漢市がある湖北省に隣接する重慶市だけでなく、湖北省の黄石市に送られるよう手配したマスクや、浙江省慈溪市、河南省信陽市など各地に送られるはずだったマスクも徴発している。どこも医療物資が欠乏していて、もう目も当てられない。

　5日時点での大理市の感染者は8件、重慶市と黄石市はそれぞれ398件と566件。大理市は相対的に少ないというだけで安全ではないのだが、これは責められても仕方ない。

　各地がマスク確保に動いていて、同じ代理店を使っていたのでその動きが大理市には手に取るようにわかったということなのだろうか。となると、わかってて徴発した可能性すらある。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020902.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020020902.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020902-thumbnail2.jpg" width="319" height="320"></a>

　そこまでして送った先には、医療機関だけではなく大理市不動産協会が含まれていた。同協会は3万枚を受け取り、「市委員会、市政府と何度も相談を重ねた」と、関係の深さをうかがえるコメントを発表している。このオチは、被害を受けた地域だけではなく全国人民を敵に回してしまった気がする。

　国務院は1月30日に先手を打っている。地方の政府はいかなる名義においても、医療物資を徴発することなかれと通知を出している。大理市は中央政府の顔にも泥を塗ってしまった。しかし、他人のマスクを徴発しているのは大理市だけではない。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020903.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020020903.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020903-thumbnail2.jpg" width="241" height="320"></a>

　山東省青島市は遼寧省瀋陽市税関に、青島市の企業が韓国や日本から輸入したマスクを没収しないようにとする警告、瀋陽市も韓国から空輸したが青島市の税関で止まっていることを明かし、返さないのならばと脅迫めいた文章がネット上に出てきた。

　青島市側は「草稿であり、考慮して発表しなかった。内部管理がずさんなためネット上に流出してしまった」と否定。そもそも瀋陽税関はマスクを没収していないとも説明しているのだが、「企業の訴えた問題は解決した」（青島市発展改革委員会公式サイト）とあるため、流出した文章に近い事態になっていたのではないか。

==参考消息==
http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/02/683207.html
http://www.bjnews.com.cn/opinion/2020/02/06/685444.html
http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685504.html
http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685344.html
http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685633.html
https://news.sina.com.cn/c/2020-02-06/doc-iimxyqvz0770290.shtml
http://www.sohu.com/a/371068269_162522
http://www.sohu.com/a/371045252_120164471
https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-51424208
http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685468.html
http://dpc.qingdao.gov.cn/n32205380/200206184651937181.html<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　新型コロナウイルスによる肺炎が蔓延する中国では、医療物資の欠乏が深刻になっているようだ。<br /><br />　雲南省大理市衛生健康局は2月2日、『応急処置征用通知書』（以下通知書）を発行し、順豊の物流センターからマスク598箱を徴用した。しかも、順豊に市が指定する場所まで持ってこいと要求する始末。徴用というか徴発だなこれは。<br /><br /><iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3737035.999073808!2d95.32047302082094!3d23.83817709497169!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x372e3607304ceb47%3A0x7f219c6f6ccc2296!2z5Lit6I-v5Lq65rCR5YWx5ZKM5Zu9IOmbsuWNl-ecgSDlvrPlro_jgr_jgqTml4_jg4Hjg7Pjg53jg7zml4_oh6rmsrvlt54!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1581166822820!5m2!1sja!2sjp" width="400" height="300" frameborder="0" style="border:0;" allowfullscreen=""></iframe><br /><br />　通知書によれば、物流センターは瑞麗市（徳宏タイ族チンポー族自治州）にある。位置関係から考えると国産ではなく、ミャンマー産を陸路で輸入したものと考えられる。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020901.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020020901.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020901-thumbnail2.jpg" width="320" height="180" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020020901-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　重慶市は大理市に返還を要求。大理市は一旦「すでに配布してしまった」と返還を拒否したものの、6日になって「この行為が兄弟の省市が行う防控疫情工作と人民の感情に重大な影響を及ぼした」として、残ったマスクは返還。使い込んだマスクの賠償金約99万元を支払うと表明。市長は平謝りとなった。<br /><br />　感染源の武漢市がある湖北省に隣接する重慶市だけでなく、湖北省の黄石市に送られるよう手配したマスクや、浙江省慈溪市、河南省信陽市など各地に送られるはずだったマスクも徴発している。どこも医療物資が欠乏していて、もう目も当てられない。<br /><br />　5日時点での大理市の感染者は8件、重慶市と黄石市はそれぞれ398件と566件。大理市は相対的に少ないというだけで安全ではないのだが、これは責められても仕方ない。<br /><br />　各地がマスク確保に動いていて、同じ代理店を使っていたのでその動きが大理市には手に取るようにわかったということなのだろうか。となると、わかってて徴発した可能性すらある。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020902.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020020902.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020902-thumbnail2.jpg" width="319" height="320" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020020902-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　そこまでして送った先には、医療機関だけではなく大理市不動産協会が含まれていた。同協会は3万枚を受け取り、「市委員会、市政府と何度も相談を重ねた」と、関係の深さをうかがえるコメントを発表している。このオチは、被害を受けた地域だけではなく全国人民を敵に回してしまった気がする。<br /><br />　国務院は1月30日に先手を打っている。地方の政府はいかなる名義においても、医療物資を徴発することなかれと通知を出している。大理市は中央政府の顔にも泥を塗ってしまった。しかし、他人のマスクを徴発しているのは大理市だけではない。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020903.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="2020020903.jpg" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020020903-thumbnail2.jpg" width="241" height="320" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020020903-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　山東省青島市は遼寧省瀋陽市税関に、青島市の企業が韓国や日本から輸入したマスクを没収しないようにとする警告、瀋陽市も韓国から空輸したが青島市の税関で止まっていることを明かし、返さないのならばと脅迫めいた文章がネット上に出てきた。<br /><br />　青島市側は「草稿であり、考慮して発表しなかった。内部管理がずさんなためネット上に流出してしまった」と否定。そもそも瀋陽税関はマスクを没収していないとも説明しているのだが、「企業の訴えた問題は解決した」（青島市発展改革委員会公式サイト）とあるため、流出した文章に近い事態になっていたのではないか。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/02/683207.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/news/2020/02/02/683207.html</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/opinion/2020/02/06/685444.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/opinion/2020/02/06/685444.html</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685504.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685504.html</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685344.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685344.html</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685633.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685633.html</a><br /><a href="https://news.sina.com.cn/c/2020-02-06/doc-iimxyqvz0770290.shtml" target="_blank">https://news.sina.com.cn/c/2020-02-06/doc-iimxyqvz0770290.shtml</a><br /><a href="http://www.sohu.com/a/371068269_162522" target="_blank">http://www.sohu.com/a/371068269_162522</a><br /><a href="http://www.sohu.com/a/371045252_120164471" target="_blank">http://www.sohu.com/a/371045252_120164471</a><br /><a href="https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-51424208" target="_blank">https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-51424208</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685468.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/feature/2020/02/06/685468.html</a><br /><a href="http://dpc.qingdao.gov.cn/n32205380/200206184651937181.html" target="_blank">http://dpc.qingdao.gov.cn/n32205380/200206184651937181.html</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473487056</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473338241.html</link>
      <title>武漢人への差別待遇</title>
      <pubDate>Thu, 30 Jan 2020 09:43:28 +0900</pubDate>
            <description>　28日、湖北省が開催した記者会見で、武漢市委書記の馬国強にこんな質問が投げかけられた。　「ネット上では、武漢人が差別や、拒絶などをされている。また、湖北人を見つけたらすぐに通報せよとの張り紙もあるとのことだが」　馬の説明はこうだ。「全国の人たちが通報するとは信じられない。一部か、ごく一部の話だろう。ほとんどは親切に接してくれている」。　中央テレビも、「湖北人は悪人ではない」「この状況では彼らも我々と同じ被害者だ」「そして彼らの犠牲は我々より大きい」と呼びかけた。湖北人、武漢..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　28日、湖北省が開催した記者会見で、武漢市委書記の馬国強にこんな質問が投げかけられた。

　「ネット上では、武漢人が差別や、拒絶などをされている。また、湖北人を見つけたらすぐに通報せよとの張り紙もあるとのことだが」

　馬の説明はこうだ。「全国の人たちが通報するとは信じられない。一部か、ごく一部の話だろう。ほとんどは親切に接してくれている」。

　中央テレビも、「湖北人は悪人ではない」「この状況では彼らも我々と同じ被害者だ」「そして彼らの犠牲は我々より大きい」と呼びかけた。湖北人、武漢人への差別が存在していることを認めている。

　確かに、武漢人への当たりが強くなっている報道が散見されるようになった。

　先週あたりから、「ここ半年武漢には行ってない」「引っ越してから替える暇が無かっただけ」などと書かれた紙を、車両後方に貼っている鄂Aナンバー（鄂は湖北省の略称。Aは省都のことなので、鄂Aは武漢市）車の写真が出回っている。

　自家用車で旧正月旅行にでていた武漢人の宿泊を拒否するホテルや、鄂Aナンバー車に給油させないガソリンスタンドが確認されている。実効性があるのか定かではないが、上記のような差別待遇を回避するためだろう。

　愛知県にある中部国際空港では、上海行きの便に上海人と武漢人が乗り合わせ、上海人がどちらを下すか選べと航空会社に迫る一幕もあった。

　武漢人が降りないので上海人は登場を拒否する一方、上海に到着した武漢人を隔離するよう上海市政府などに通報。通報というか電凸レベルだと思う。

　彼らの掛け合いが効いたのかは不明だが、到着した武漢人は間も無く隔離されている。

　また、江蘇省の妹宅に居候中の武漢人家族が、当局の隔離要請を数回断り、最後には強制的に連行されたと報じられている。

　27日から、河北省石家庄市井陘鉱区では、武漢市と往来のある人間や、彼らと密接な接触をした人間の情報を通報すれば2000元の奨励金を出すようになった。同市ではほかに鹿泉区でも1000元、習近平のキャリアの始まりとなった正定県でも1000元出すとのこと。

　今や武漢人はハンティングの対象となってしまっている。当局が武漢人を敵視するよう仕向ける政策をとるのは悪手だろう。

==参考消息==
https://finance.sina.com.cn/china/2020-01-28/doc-iihnzahk6807634.shtml
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_5657664
http://www.xinhuanet.com/politics/2020-01/26/c_1125503661.htm
https://www.hk01.com/%E7%86%B1%E7%88%86%E8%A9%B1%E9%A1%8C/427240/%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E8%82%BA%E7%82%8E-%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E8%BB%8A%E7%89%8C-%E9%84%82a-%E8%BB%8A%E4%B8%BB%E8%B2%BC%E7%B4%99%E4%BB%94%E8%87%AA%E4%BF%9D-%E6%B2%92%E5%8E%BB%E6%B9%96%E5%8C%97%E5%8B%BF%E6%81%90%E6%85%8C
http://www.sohu.com/a/369243518_260616
https://news.sina.com.cn/c/2020-01-29/doc-iihnzahk6848807.shtml
http://www.sohu.com/a/369208033_148087
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_5651752<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　28日、湖北省が開催した記者会見で、武漢市委書記の馬国強にこんな質問が投げかけられた。<br /><br />　「ネット上では、武漢人が差別や、拒絶などをされている。また、湖北人を見つけたらすぐに通報せよとの張り紙もあるとのことだが」<br /><br />　馬の説明はこうだ。「全国の人たちが通報するとは信じられない。一部か、ごく一部の話だろう。ほとんどは親切に接してくれている」。<br /><br />　中央テレビも、「湖北人は悪人ではない」「この状況では彼らも我々と同じ被害者だ」「そして彼らの犠牲は我々より大きい」と呼びかけた。湖北人、武漢人への差別が存在していることを認めている。<br /><br />　確かに、武漢人への当たりが強くなっている報道が散見されるようになった。<br /><br />　先週あたりから、「ここ半年武漢には行ってない」「引っ越してから替える暇が無かっただけ」などと書かれた紙を、車両後方に貼っている鄂Aナンバー（鄂は湖北省の略称。Aは省都のことなので、鄂Aは武漢市）車の写真が出回っている。<br /><br />　自家用車で旧正月旅行にでていた武漢人の宿泊を拒否するホテルや、鄂Aナンバー車に給油させないガソリンスタンドが確認されている。実効性があるのか定かではないが、上記のような差別待遇を回避するためだろう。<br /><br />　愛知県にある中部国際空港では、上海行きの便に上海人と武漢人が乗り合わせ、上海人がどちらを下すか選べと航空会社に迫る一幕もあった。<br /><br />　武漢人が降りないので上海人は登場を拒否する一方、上海に到着した武漢人を隔離するよう上海市政府などに通報。通報というか電凸レベルだと思う。<br /><br />　彼らの掛け合いが効いたのかは不明だが、到着した武漢人は間も無く隔離されている。<br /><br />　また、江蘇省の妹宅に居候中の武漢人家族が、当局の隔離要請を数回断り、最後には強制的に連行されたと報じられている。<br /><br />　27日から、河北省石家庄市井陘鉱区では、武漢市と往来のある人間や、彼らと密接な接触をした人間の情報を通報すれば2000元の奨励金を出すようになった。同市ではほかに鹿泉区でも1000元、習近平のキャリアの始まりとなった正定県でも1000元出すとのこと。<br /><br />　今や武漢人はハンティングの対象となってしまっている。当局が武漢人を敵視するよう仕向ける政策をとるのは悪手だろう。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="https://finance.sina.com.cn/china/2020-01-28/doc-iihnzahk6807634.shtml" target="_blank">https://finance.sina.com.cn/china/2020-01-28/doc-iihnzahk6807634.shtml</a><br /><a href="https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_5657664" target="_blank">https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_5657664</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/2020-01/26/c_1125503661.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/2020-01/26/c_1125503661.htm</a><br /><a href="https://www.hk01.com/%E7%86%B1%E7%88%86%E8%A9%B1%E9%A1%8C/427240/%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E8%82%BA%E7%82%8E-%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E8%BB%8A%E7%89%8C-%E9%84%82a-%E8%BB%8A%E4%B8%BB%E8%B2%BC%E7%B4%99%E4%BB%94%E8%87%AA%E4%BF%9D-%E6%B2%92%E5%8E%BB%E6%B9%96%E5%8C%97%E5%8B%BF%E6%81%90%E6%85%8C" target="_blank">https://www.hk01.com/%E7%86%B1%E7%88%86%E8%A9%B1%E9%A1%8C/427240/%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E8%82%BA%E7%82%8E-%E6%AD%A6%E6%BC%A2%E8%BB%8A%E7%89%8C-%E9%84%82a-%E8%BB%8A%E4%B8%BB%E8%B2%BC%E7%B4%99%E4%BB%94%E8%87%AA%E4%BF%9D-%E6%B2%92%E5%8E%BB%E6%B9%96%E5%8C%97%E5%8B%BF%E6%81%90%E6%85%8C</a><br /><a href="http://www.sohu.com/a/369243518_260616" target="_blank">http://www.sohu.com/a/369243518_260616</a><br /><a href="https://news.sina.com.cn/c/2020-01-29/doc-iihnzahk6848807.shtml" target="_blank">https://news.sina.com.cn/c/2020-01-29/doc-iihnzahk6848807.shtml</a><br /><a href="http://www.sohu.com/a/369208033_148087" target="_blank">http://www.sohu.com/a/369208033_148087</a><br /><a href="https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_5651752" target="_blank">https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_5651752</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473338241</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473298028.html</link>
      <title>肺炎対策やる気あるんか</title>
      <pubDate>Mon, 27 Jan 2020 18:37:13 +0900</pubDate>
            <description>　旧正月初日の1月25日、中央政治局常務委員会が会議を開催した。肺炎問題がテーマで、中央応対新型冠状病毒感染肺炎疫情工作領導小組の設置が発表された。仰々しい名称だが、肺炎問題に特化した小組であることはわかった。　常務委員会会議は開催自体は報道されるものの、ブルーバックに会議での決定内容が出され、それをひたすらキャスターが読み上げるというスタイルだが、今回は異例の映像ありだ。緊急感（）が醸し出されている。　中央の円卓は、政治局会議で25人の政治局委員（7人の常務委員を含む）全員..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　旧正月初日の1月25日、中央政治局常務委員会が会議を開催した。肺炎問題がテーマで、中央応対新型冠状病毒感染肺炎疫情工作領導小組の設置が発表された。仰々しい名称だが、肺炎問題に特化した小組であることはわかった。

　常務委員会会議は開催自体は報道されるものの、ブルーバックに会議での決定内容が出され、それをひたすらキャスターが読み上げるというスタイルだが、今回は異例の映像ありだ。緊急感（）が醸し出されている。

　中央の円卓は、政治局会議で25人の政治局委員（7人の常務委員を含む）全員が座れる大きさなのだが、14人しかいなかったのでスカスカだった。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020012701.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020012701.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020012701-thumbnail2.png" width="320" height="253"></a>
※あまりスカスカに見えない

　地方自治体のトップがいないのは、地元の対応があるから仕方ないとして、北京にいるはずの胡春華のような、地方行政で経験を積んできた副総理が不在なのが気になった。

　翌26日、小組の会議が報じられている。組長の李克強、副組長は王滬寧という謎の組み合わせだ。

　王滬寧は大学教授から政策立案に携わるようになり、政界に入った。前期唯一の行政経験を持たない政治局委員、そして今期唯一の常務委員だ。彼の担当は宣伝なので、防疫対策に関しては全く役に立たない。

　中央入りするには地方の経験が大事とうたっているにも関わらず、理論一辺倒の人間を常務委員にまで引き上げたのは前例がない。

　習近平を称える時には地方で地道にキャリアを積んでいった点が挙げられるが、王滬寧については全く別の基準があるのかキャリアについてはスルーされている。

　温家宝も行政官としての経験はないまま総理にまで行ってしまった珍しいタイプだが、副大臣から中央弁公庁主任を経て、副総理とそれなりの経験を積んでいるので、比較にはならない。

　李克強をサポートするなら、地方行政の経験がある韓正や胡春華といった国務院副総理を副組長に据えるべきだった。韓正は上海市長時代にSARSを経験している。

　孫春蘭は衛生担当の副総理で先に武漢入りしていたし、肖捷は国務院秘書長なのでメンバー入りは当然として、他のメンバーである丁薛祥、黄坤明、蔡奇、王毅、趙克志といった面々は参加している意味がよくわからない。

　丁薛祥は習とのパイプ役だろうか。趙克志も地方の行政経験が豊富だが（有能とは言っていない）現在は公安部長の立場なので、行政経験を買われての参加ではない。黄坤明も行政経験はあるが、現在宣伝部長である黄の役割は宣伝方面しかない。

　蔡奇は現在北京市委書記で、ずっと地方の行政でキャリアを積んできてはいるが、書記就任後の蔡は無能を辞書で引いたら例とされているような失政連発の男なので、それまでも推して知るべしだ。北京でヒマそうだからではないのか。

　数多くの中央○○小組で組長を歴任している習は、なぜ今回は組長を務めることはせず、この布陣でゴーサインを出したのか。

　軍や武装警察を動かそうとしても、メンバーの中に権限を持つ人間は李克強を含めていない。かつて四川の地震で温家宝がキレていたように、軍人は軍に籍を置かない人間の指示は、例え総理でも聞いてくれないのだ。

　中央軍事委員会に武装警察の指揮権を集めたのは、こういう非常時にこそ威力を発揮するためだったはず。彼らを動かさなければいけない時が必ず来るだろうに、どうも温家宝の教訓が生かされていない。総理は中軍委副主席を兼任してもいいと思うのだが、それが出来ないならなおさら一強の習が組長をやるべきだった。

　今日27日、李克強は「習近平総書記の委託を受けて」武漢入りし、状況把握と指示に務めている。「習近平総書記の委託を受けて」とわざわざ書かせるあたり、小物臭がする。どうせなら組長となって自ら武漢入りすればよかったのにと強く思う。

==参考消息==
http://tv.cctv.com/2020/01/25/VIDEbW4uFQHrZo2OKgC3Qtgq200125.shtml
http://tv.cctv.com/2020/01/26/VIDEP3SRUuyQBLL3OBYEHwCT200126.shtml
http://www.gov.cn/premier/2020-01/27/content_5472414.htm<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　旧正月初日の1月25日、中央政治局常務委員会が会議を開催した。肺炎問題がテーマで、中央応対新型冠状病毒感染肺炎疫情工作領導小組の設置が発表された。仰々しい名称だが、肺炎問題に特化した小組であることはわかった。<br /><br />　常務委員会会議は開催自体は報道されるものの、ブルーバックに会議での決定内容が出され、それをひたすらキャスターが読み上げるというスタイルだが、今回は異例の映像ありだ。緊急感（）が醸し出されている。<br /><br />　中央の円卓は、政治局会議で25人の政治局委員（7人の常務委員を含む）全員が座れる大きさなのだが、14人しかいなかったのでスカスカだった。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020012701.png" target="_blank"><img border="0" alt="2020012701.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2020012701-thumbnail2.png" width="320" height="253" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2020012701-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />※あまりスカスカに見えない<br /><br />　地方自治体のトップがいないのは、地元の対応があるから仕方ないとして、北京にいるはずの胡春華のような、地方行政で経験を積んできた副総理が不在なのが気になった。<br /><br />　翌26日、小組の会議が報じられている。組長の李克強、副組長は王滬寧という謎の組み合わせだ。<br /><br />　王滬寧は大学教授から政策立案に携わるようになり、政界に入った。前期唯一の行政経験を持たない政治局委員、そして今期唯一の常務委員だ。彼の担当は宣伝なので、防疫対策に関しては全く役に立たない。<br /><br />　中央入りするには地方の経験が大事とうたっているにも関わらず、理論一辺倒の人間を常務委員にまで引き上げたのは前例がない。<br /><br />　習近平を称える時には地方で地道にキャリアを積んでいった点が挙げられるが、王滬寧については全く別の基準があるのかキャリアについてはスルーされている。<br /><br />　温家宝も行政官としての経験はないまま総理にまで行ってしまった珍しいタイプだが、副大臣から中央弁公庁主任を経て、副総理とそれなりの経験を積んでいるので、比較にはならない。<br /><br />　李克強をサポートするなら、地方行政の経験がある韓正や胡春華といった国務院副総理を副組長に据えるべきだった。韓正は上海市長時代にSARSを経験している。<br /><br />　孫春蘭は衛生担当の副総理で先に武漢入りしていたし、肖捷は国務院秘書長なのでメンバー入りは当然として、他のメンバーである丁薛祥、黄坤明、蔡奇、王毅、趙克志といった面々は参加している意味がよくわからない。<br /><br />　丁薛祥は習とのパイプ役だろうか。趙克志も地方の行政経験が豊富だが（有能とは言っていない）現在は公安部長の立場なので、行政経験を買われての参加ではない。黄坤明も行政経験はあるが、現在宣伝部長である黄の役割は宣伝方面しかない。<br /><br />　蔡奇は現在北京市委書記で、ずっと地方の行政でキャリアを積んできてはいるが、書記就任後の蔡は無能を辞書で引いたら例とされているような失政連発の男なので、それまでも推して知るべしだ。北京でヒマそうだからではないのか。<br /><br />　数多くの中央○○小組で組長を歴任している習は、なぜ今回は組長を務めることはせず、この布陣でゴーサインを出したのか。<br /><br />　軍や武装警察を動かそうとしても、メンバーの中に権限を持つ人間は李克強を含めていない。かつて四川の地震で温家宝がキレていたように、軍人は軍に籍を置かない人間の指示は、例え総理でも聞いてくれないのだ。<br /><br />　中央軍事委員会に武装警察の指揮権を集めたのは、こういう非常時にこそ威力を発揮するためだったはず。彼らを動かさなければいけない時が必ず来るだろうに、どうも温家宝の教訓が生かされていない。総理は中軍委副主席を兼任してもいいと思うのだが、それが出来ないならなおさら一強の習が組長をやるべきだった。<br /><br />　今日27日、李克強は「習近平総書記の委託を受けて」武漢入りし、状況把握と指示に務めている。「習近平総書記の委託を受けて」とわざわざ書かせるあたり、小物臭がする。どうせなら組長となって自ら武漢入りすればよかったのにと強く思う。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/01/25/VIDEbW4uFQHrZo2OKgC3Qtgq200125.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/01/25/VIDEbW4uFQHrZo2OKgC3Qtgq200125.shtml</a><br /><a href="http://tv.cctv.com/2020/01/26/VIDEP3SRUuyQBLL3OBYEHwCT200126.shtml" target="_blank">http://tv.cctv.com/2020/01/26/VIDEP3SRUuyQBLL3OBYEHwCT200126.shtml</a><br /><a href="http://www.gov.cn/premier/2020-01/27/content_5472414.htm" target="_blank">http://www.gov.cn/premier/2020-01/27/content_5472414.htm</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473298028</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473079368.html</link>
      <title>江蘇省は貧困層撲滅まで後一歩</title>
      <pubDate>Sun, 12 Jan 2020 22:19:13 +0900</pubDate>
            <description>　中国の貧困層は2012年の時点で9899万人くらいたのが、2018年までに1660万人まで減少した。2019年はさっき終わったばかりなので統計はまだ出ていないが、さらに減っているのだろう。　中国は世界銀行が定めた1.9米ドル／日を大きく下回る、年収2300元未満を貧困層であるとの独自の規定を設けている。1.9*365＝935.5ドルなので、2020年1月12日現在のレートで、約6473元（10万2000円程度）となる。　この差異をつつくと国情がどうたらという話になるのは昔か..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　中国の貧困層は2012年の時点で9899万人くらいたのが、2018年までに1660万人まで減少した。2019年はさっき終わったばかりなので統計はまだ出ていないが、さらに減っているのだろう。

　中国は世界銀行が定めた1.9米ドル／日を大きく下回る、年収2300元未満を貧困層であるとの独自の規定を設けている。1.9*365＝935.5ドルなので、2020年1月12日現在のレートで、約6473元（10万2000円程度）となる。

　この差異をつつくと国情がどうたらという話になるのは昔からだから、あえて批判はしない。年収自体はどんどん伸びていっているはずなので、基準が動かないのなら自然に減っていく気もするが、そこも今回はスルーしよう。

　その甘めの数字自体も中国の最新基準が2011年に定められた数字なので、経済成長著しい（）今の中国さまには甘々の大甘基準だと思うのだが、それでも1660万人いるとか。彼らは一体どういう暮らしをしているのだろうかと気になる。1日6元とかでどうやって生きていくんだろう。

　この勢いでだと2021年くらいに貧困層は撲滅されそうな勢いだが、江蘇省が全国に先んじて脱貧困を実現しそうだ。

　1月7日、江蘇省政府は人民代表常務委員会議第13回会議で、省が独自に設定した年収6000元以下の人口が17人まで減少したことを報告した。

　残った17人に6000元を配布すれば江蘇省から貧困層はいなくなり、めでたく脱貧困となったのだが、脱貧困の責任者は「輸血」は、今年は乗り切れても来年また貧困層に戻るので、意味がないと反論する。脱貧困を目の前にし、余裕を感じる。

　それはそうなのだが、江蘇省がどのように脱貧困の一歩手前までたどり着いたか、この責任者は説明してくれない。江蘇省の経験（）を全国が共有すれば、脱貧困の前倒しも可能ではないのか。

　などと中国のお気持ちに沿って頑張ってみたが、こんなのを信じる庶民はいないだろう。

　習近平は昨年「功を焦ってはならない。虚偽の政績（政治における成績）を出してはならない」とクギを指したが、今回の報告を見る限り誰も聞いていない。今年あたりに一気に貧困層のラインが上がってふりだしに戻ったりするオチなのだろうか。

==参考消息==
https://www.worldbank.org/ja/news/feature/2014/01/08/open-data-poverty
http://www.sohu.com/a/365469363_255783
http://www.bjnews.com.cn/news/2020/01/08/671450.html
http://www.xinhuanet.com/comments/2020-01/09/c_1125437844.htm 
http://zqb.cyol.com/html/2019-03/08/nw.D110000zgqnb_20190308_1-01.htm<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　中国の貧困層は2012年の時点で9899万人くらいたのが、2018年までに1660万人まで減少した。2019年はさっき終わったばかりなので統計はまだ出ていないが、さらに減っているのだろう。<br /><br />　中国は世界銀行が定めた1.9米ドル／日を大きく下回る、年収2300元未満を貧困層であるとの独自の規定を設けている。1.9*365＝935.5ドルなので、2020年1月12日現在のレートで、約6473元（10万2000円程度）となる。<br /><br />　この差異をつつくと国情がどうたらという話になるのは昔からだから、あえて批判はしない。年収自体はどんどん伸びていっているはずなので、基準が動かないのなら自然に減っていく気もするが、そこも今回はスルーしよう。<br /><br />　その甘めの数字自体も中国の最新基準が2011年に定められた数字なので、経済成長著しい（）今の中国さまには甘々の大甘基準だと思うのだが、それでも1660万人いるとか。彼らは一体どういう暮らしをしているのだろうかと気になる。1日6元とかでどうやって生きていくんだろう。<br /><br />　この勢いでだと2021年くらいに貧困層は撲滅されそうな勢いだが、江蘇省が全国に先んじて脱貧困を実現しそうだ。<br /><br />　1月7日、江蘇省政府は人民代表常務委員会議第13回会議で、省が独自に設定した年収6000元以下の人口が17人まで減少したことを報告した。<br /><br />　残った17人に6000元を配布すれば江蘇省から貧困層はいなくなり、めでたく脱貧困となったのだが、脱貧困の責任者は「輸血」は、今年は乗り切れても来年また貧困層に戻るので、意味がないと反論する。脱貧困を目の前にし、余裕を感じる。<br /><br />　それはそうなのだが、江蘇省がどのように脱貧困の一歩手前までたどり着いたか、この責任者は説明してくれない。江蘇省の経験（）を全国が共有すれば、脱貧困の前倒しも可能ではないのか。<br /><br />　などと中国のお気持ちに沿って頑張ってみたが、こんなのを信じる庶民はいないだろう。<br /><br />　習近平は昨年「功を焦ってはならない。虚偽の政績（政治における成績）を出してはならない」とクギを指したが、今回の報告を見る限り誰も聞いていない。今年あたりに一気に貧困層のラインが上がってふりだしに戻ったりするオチなのだろうか。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="https://www.worldbank.org/ja/news/feature/2014/01/08/open-data-poverty" target="_blank">https://www.worldbank.org/ja/news/feature/2014/01/08/open-data-poverty</a><br /><a href="http://www.sohu.com/a/365469363_255783" target="_blank">http://www.sohu.com/a/365469363_255783</a><br /><a href="http://www.bjnews.com.cn/news/2020/01/08/671450.html" target="_blank">http://www.bjnews.com.cn/news/2020/01/08/671450.html</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/comments/2020-01/09/c_1125437844.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/comments/2020-01/09/c_1125437844.htm</a> <br /><a href="http://zqb.cyol.com/html/2019-03/08/nw.D110000zgqnb_20190308_1-01.htm" target="_blank">http://zqb.cyol.com/html/2019-03/08/nw.D110000zgqnb_20190308_1-01.htm</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473079368</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/473008037.html</link>
      <title>身びいきが過ぎる</title>
      <pubDate>Wed, 08 Jan 2020 01:33:36 +0900</pubDate>
            <description>　省のトップである書記が交代する際、前任者の書記が主催する幹部会議を開催し、人事を司る中央組織部の副部長、直轄市と広東省、新疆自治区など政治局委員クラスの地域であれば部長が同席して、党中央の人事を発表する。　そこで前任者は、自分がいかにこの地を愛しているか、いかに身を粉にして働いたか、また、後任がいかに優れているかを褒め称え、今回の人事が適切なものであると、ことさらに強調する。一方、後任は抱負を述べつつ、前任者の能力を持ち上げる。こういうやりとりが形式化しているのだ。　しかし..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　省のトップである書記が交代する際、前任者の書記が主催する幹部会議を開催し、人事を司る中央組織部の副部長、直轄市と広東省、新疆自治区など政治局委員クラスの地域であれば部長が同席して、党中央の人事を発表する。

　そこで前任者は、自分がいかにこの地を愛しているか、いかに身を粉にして働いたか、また、後任がいかに優れているかを褒め称え、今回の人事が適切なものであると、ことさらに強調する。一方、後任は抱負を述べつつ、前任者の能力を持ち上げる。こういうやりとりが形式化しているのだ。

　しかし、この交替式での評価が永遠に変わらないかと言えばそうではない。先日党籍剥奪が決まった趙正永を例に紹介する。

　2001年から16年に渡って陝西省にいた趙正永は、2016年3月27日に陝西省委書記を退任した。後任となった婁勤儉から、「現在のように陝西省が発展し得たのは、趙正永同志の功績が不可欠であった」と持ち上げられていた。

　また「政治的立場は揺るぎない」「党の事業に忠誠を尽くしている」「中央の政策をやり抜く力がある」「断固とした党性（当の人間としての気質）」と、党員としての立場も非の打ちどころがない。

　ところが4年後の2020年1月4日、中央紀律検査委員会が発表した党籍剥奪処分では、趙正永は4年前とは全く正反対の評価を受けた。

　「党に忠誠を誓わず、畏敬の念がない」「党中央の政策、思想を重視せず、政治上は無責任、業務は不真面目であった」「面従腹背」「他人の意見を全く聞かない」などと、コテンパンに批判されているのだ。

　趙への取り調べは2019年1月15日に発表されたのだが、9日にはかつての任地だった陝西省の違法建築が中央テレビで特集された。これは趙有罪確定を決定づける番組作りとなっていた。

　国有地である秦嶺北麓に別荘が違法に建築された問題は、2014年から再三にわたり習近平が取り締まるよう指示を出していた。

　上記の特集でも「総書記の重要な指示」が出てくるが、「当時の主要な省委指導者は、省委常務委員会で伝達、学習することもなく、また専門的に検討することもなかった」と説明。

　「主要な省委指導者」は省委書記を婉曲に指す場合のフレーズだし、省委常務委員会で上部の指示を伝達できるのも省委書記だけだ。いうまでもなく、2014年当時の省委書記は趙正永である。

　調査委員会は設置されたものの、202棟の違法建築を認めたが、すでに全て解体しているとの調査結果を公表している。2018年に中央テレビが行なった調査では1194棟が建築されているとのことなので、確かに202棟というのは現実とかけ離れている。

　習近平は何度となく徹底調査をするよう指示を出したが、陝西省、秦嶺北麓のある西安市は真剣に対応しようとしなかった、というのが中央側のストーリーとなっている。

　この問題では趙正永だけでなく、銭引安（省委常務委員）が懲役14年、魏民洲（西安市委書記）が無期懲役、上官吉慶（西安市市長）が2ランク降級処分を受けている。

　ちなみに、趙正永の前任の書記は趙楽際。なんと常務委員にして、中央紀律検査委員会の書記様である。また、現在は江蘇省委書記となっている婁勤儉も、趙正永が省長から書記に昇格したと同じタイミングで、副省長から省長に昇格している。

　そもそも、違法建築が始まっていたのかはよくわかっていない。2012年に趙正永が書記に就任してから管理がガバガバになり、別荘の建設ラッシュが始まったというわけでもなさそうなのだ。少なくとも同時期に省長を務めてた婁勤儉は同罪でアウトのはず。身びいきが過ぎる。

==参考消息==
http://esb.sxdaily.com.cn/pc/layout/201603/28/node_01.html
http://news.takungpao.com/mainland/focus/2016-03/3298704.html
http://www.ccdi.gov.cn/toutiao/202001/t20200104_207142.html
http://esb.sxdaily.com.cn/pc/content/202001/05/content_643671.html
http://www.xinhuanet.com/politics/2019-01/09/c_1123968682.htm
<a href="http://aqurelliste.seesaa.net/article/462628805.html" target="_blank">秦嶺北麓の違法開発も趙楽際に責任なし（2018年11月08日）</a><a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　省のトップである書記が交代する際、前任者の書記が主催する幹部会議を開催し、人事を司る中央組織部の副部長、直轄市と広東省、新疆自治区など政治局委員クラスの地域であれば部長が同席して、党中央の人事を発表する。<br /><br />　そこで前任者は、自分がいかにこの地を愛しているか、いかに身を粉にして働いたか、また、後任がいかに優れているかを褒め称え、今回の人事が適切なものであると、ことさらに強調する。一方、後任は抱負を述べつつ、前任者の能力を持ち上げる。こういうやりとりが形式化しているのだ。<br /><br />　しかし、この交替式での評価が永遠に変わらないかと言えばそうではない。先日党籍剥奪が決まった趙正永を例に紹介する。<br /><br />　2001年から16年に渡って陝西省にいた趙正永は、2016年3月27日に陝西省委書記を退任した。後任となった婁勤儉から、「現在のように陝西省が発展し得たのは、趙正永同志の功績が不可欠であった」と持ち上げられていた。<br /><br />　また「政治的立場は揺るぎない」「党の事業に忠誠を尽くしている」「中央の政策をやり抜く力がある」「断固とした党性（当の人間としての気質）」と、党員としての立場も非の打ちどころがない。<br /><br />　ところが4年後の2020年1月4日、中央紀律検査委員会が発表した党籍剥奪処分では、趙正永は4年前とは全く正反対の評価を受けた。<br /><br />　「党に忠誠を誓わず、畏敬の念がない」「党中央の政策、思想を重視せず、政治上は無責任、業務は不真面目であった」「面従腹背」「他人の意見を全く聞かない」などと、コテンパンに批判されているのだ。<br /><br />　趙への取り調べは2019年1月15日に発表されたのだが、9日にはかつての任地だった陝西省の違法建築が中央テレビで特集された。これは趙有罪確定を決定づける番組作りとなっていた。<br /><br />　国有地である秦嶺北麓に別荘が違法に建築された問題は、2014年から再三にわたり習近平が取り締まるよう指示を出していた。<br /><br />　上記の特集でも「総書記の重要な指示」が出てくるが、「当時の主要な省委指導者は、省委常務委員会で伝達、学習することもなく、また専門的に検討することもなかった」と説明。<br /><br />　「主要な省委指導者」は省委書記を婉曲に指す場合のフレーズだし、省委常務委員会で上部の指示を伝達できるのも省委書記だけだ。いうまでもなく、2014年当時の省委書記は趙正永である。<br /><br />　調査委員会は設置されたものの、202棟の違法建築を認めたが、すでに全て解体しているとの調査結果を公表している。2018年に中央テレビが行なった調査では1194棟が建築されているとのことなので、確かに202棟というのは現実とかけ離れている。<br /><br />　習近平は何度となく徹底調査をするよう指示を出したが、陝西省、秦嶺北麓のある西安市は真剣に対応しようとしなかった、というのが中央側のストーリーとなっている。<br /><br />　この問題では趙正永だけでなく、銭引安（省委常務委員）が懲役14年、魏民洲（西安市委書記）が無期懲役、上官吉慶（西安市市長）が2ランク降級処分を受けている。<br /><br />　ちなみに、趙正永の前任の書記は趙楽際。なんと常務委員にして、中央紀律検査委員会の書記様である。また、現在は江蘇省委書記となっている婁勤儉も、趙正永が省長から書記に昇格したと同じタイミングで、副省長から省長に昇格している。<br /><br />　そもそも、違法建築が始まっていたのかはよくわかっていない。2012年に趙正永が書記に就任してから管理がガバガバになり、別荘の建設ラッシュが始まったというわけでもなさそうなのだ。少なくとも同時期に省長を務めてた婁勤儉は同罪でアウトのはず。身びいきが過ぎる。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://esb.sxdaily.com.cn/pc/layout/201603/28/node_01.html" target="_blank">http://esb.sxdaily.com.cn/pc/layout/201603/28/node_01.html</a><br /><a href="http://news.takungpao.com/mainland/focus/2016-03/3298704.html" target="_blank">http://news.takungpao.com/mainland/focus/2016-03/3298704.html</a><br /><a href="http://www.ccdi.gov.cn/toutiao/202001/t20200104_207142.html" target="_blank">http://www.ccdi.gov.cn/toutiao/202001/t20200104_207142.html</a><br /><a href="http://esb.sxdaily.com.cn/pc/content/202001/05/content_643671.html" target="_blank">http://esb.sxdaily.com.cn/pc/content/202001/05/content_643671.html</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/2019-01/09/c_1123968682.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/2019-01/09/c_1123968682.htm</a><br /><a href="http://aqurelliste.seesaa.net/article/462628805.html" target="_blank">秦嶺北麓の違法開発も趙楽際に責任なし（2018年11月08日）</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/473008037</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/471573155.html</link>
      <title>香港デモを支持する韓国人学生と中国人学生が肉体言語で衝突</title>
      <pubDate>Sat, 16 Nov 2019 22:58:57 +0900</pubDate>
            <description>　駐韓国大使館は「香港情勢」について報道官の談話を発表した。掲載された日付は不明だ。　中身は香港情勢についてではなく、香港のデモ隊を支持する韓国人学生と、これに反発する中国人学生が衝突しているというものだった。　様々な原因により、事実が客観的に反映されず、韓国の一部地域、特に一部大学内で中韓両国の一部学生による、感情的な対立が起きている。　短い文章の中に「一部」が3回も使われている。割と多くても「極少數」を使う国なので、一部かどうかは韓国側の発表を確認しないと信じられないのだ..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　駐韓国大使館は「香港情勢」について報道官の談話を発表した。掲載された日付は不明だ。

　中身は香港情勢についてではなく、香港のデモ隊を支持する韓国人学生と、これに反発する中国人学生が衝突しているというものだった。

　様々な原因により、事実が客観的に反映されず、韓国の一部地域、特に一部大学内で中韓両国の一部学生による、感情的な対立が起きている。

　短い文章の中に「一部」が3回も使われている。割と多くても「極少數」を使う国なので、一部かどうかは韓国側の発表を確認しないと信じられないのだが、「誤った情報」に基づいて香港のデモ隊を支持している韓国人学生についてなぜか優しい。　「誤った情報」的な表現はない。香港問題について言及する欧米の政治家に向けて「口を挟む権利はない」などとお定まりの反論をするわけでもなく、彼らに対するようなむき出しの敵意が感じられない。

　韓国社会に対して、談話は香港の事態は収集可能なので、友好的隣国のみなさんは理解と支持をお願いしている。

　本題はここではなく、感情的な対立の一端を担ってしまっている中国人学生に向けて出された声明だ。

　中国の青年学生は中国の主権が損なわれ、事実が歪曲された言動に対して憤慨と反対を表明するのは当然であり、理にかなっている。同時に、中国政府は一貫して、海外の中国公民に現地の法律、法規を遵守し理性的に愛国的情熱を表現し、自身の安全を守るよう要求している。

　我々は、在韓中国人留学生が学習に励み、韓国社会への中国に対する全面的理解を促進させ、また中韓友好関係において積極的に貢献することを希望する。　韓国人が誤った情報に基づいて香港デモを支持している。これに反対するのはいいとして、違法行為は許さないという意味だろう。愛国心は理解できるが一線を超えてはならないとのスタンスは、2005年の反日デモにおいても同じだった。一線を超えた学生には、犯罪行為であると断罪し逮捕に及んでいる。

　韓国の聯合ニュース、マレーシアの光華日報によると、ソウル大、漢陽大、高麗大などで、香港デモを支持する内容の文章や、レノンウォールよろしくポストイットが張り巡らされるようになったが、中国人留学生がこれを剥がして回っているのだ。

　漢陽大では香港デモを支持する文章を校内に掲げようとしたところ、通りかかった中国人が剥がすよう要求し、拒否した韓国人学生と殴り合いになったという。どんどん増えていく中国人学生によって、中国国旗で支持を表明する文章は覆い隠された。感情的な対立ではなく、思い切り肉体がぶつかりあっていたのだ。

　高麗大でも同様の衝突が起こり、大学側は「自由と民主の討論を守る文化に対して、正面切って挑発する行為」だと非難している。

　討論で相手を納得させるのではなくいきなり実力行使に出るのは、そういう教育を受けていないからなのだろうか。香港の大学でも同じようなことをやっている中国人学生がいたが、私には破く権利があるみたいなことを喚いていた記憶がある。挙げ句の果ての人海戦術。どこまで行っても力押しか。

　後ろ盾にハシゴを軽く外された格好だが、愛国的大学生はこのまま国のために頑張ってしまうのだろうか。そう育てたのは他ならぬ中国なので、中国も愛国的学生も傷だらけになる展開になることを期待している。

==参考消息==
http://kr.china-embassy.org/chn/sgxx/t1715865.htm
http://www.kwongwah.com.my/20191116/韩国大学生支持反送中-多所学府爆发中韩学生对/
https://cn.yna.co.kr/view/ACK20191115006000881<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　駐韓国大使館は「香港情勢」について報道官の談話を発表した。掲載された日付は不明だ。<br /><br />　中身は香港情勢についてではなく、香港のデモ隊を支持する韓国人学生と、これに反発する中国人学生が衝突しているというものだった。<br /><br /><blockquote>　様々な原因により、事実が客観的に反映されず、韓国の一部地域、特に一部大学内で中韓両国の一部学生による、感情的な対立が起きている。<br /><br />　短い文章の中に「一部」が3回も使われている。割と多くても「極少數」を使う国なので、一部かどうかは韓国側の発表を確認しないと信じられないのだが、「誤った情報」に基づいて香港のデモ隊を支持している韓国人学生についてなぜか優しい。</blockquote>　「誤った情報」的な表現はない。香港問題について言及する欧米の政治家に向けて「口を挟む権利はない」などとお定まりの反論をするわけでもなく、彼らに対するようなむき出しの敵意が感じられない。<br /><br />　韓国社会に対して、談話は香港の事態は収集可能なので、友好的隣国のみなさんは理解と支持をお願いしている。<br /><br />　本題はここではなく、感情的な対立の一端を担ってしまっている中国人学生に向けて出された声明だ。<br /><br /><blockquote>　中国の青年学生は中国の主権が損なわれ、事実が歪曲された言動に対して憤慨と反対を表明するのは当然であり、理にかなっている。同時に、中国政府は一貫して、海外の中国公民に現地の法律、法規を遵守し理性的に愛国的情熱を表現し、自身の安全を守るよう要求している。<br /><br />　我々は、在韓中国人留学生が学習に励み、韓国社会への中国に対する全面的理解を促進させ、また中韓友好関係において積極的に貢献することを希望する。</blockquote>　韓国人が誤った情報に基づいて香港デモを支持している。これに反対するのはいいとして、違法行為は許さないという意味だろう。愛国心は理解できるが一線を超えてはならないとのスタンスは、2005年の反日デモにおいても同じだった。一線を超えた学生には、犯罪行為であると断罪し逮捕に及んでいる。<br /><br />　韓国の聯合ニュース、マレーシアの光華日報によると、ソウル大、漢陽大、高麗大などで、香港デモを支持する内容の文章や、レノンウォールよろしくポストイットが張り巡らされるようになったが、中国人留学生がこれを剥がして回っているのだ。<br /><br />　漢陽大では香港デモを支持する文章を校内に掲げようとしたところ、通りかかった中国人が剥がすよう要求し、拒否した韓国人学生と殴り合いになったという。どんどん増えていく中国人学生によって、中国国旗で支持を表明する文章は覆い隠された。感情的な対立ではなく、思い切り肉体がぶつかりあっていたのだ。<br /><br />　高麗大でも同様の衝突が起こり、大学側は「自由と民主の討論を守る文化に対して、正面切って挑発する行為」だと非難している。<br /><br />　討論で相手を納得させるのではなくいきなり実力行使に出るのは、そういう教育を受けていないからなのだろうか。香港の大学でも同じようなことをやっている中国人学生がいたが、私には破く権利があるみたいなことを喚いていた記憶がある。挙げ句の果ての人海戦術。どこまで行っても力押しか。<br /><br />　後ろ盾にハシゴを軽く外された格好だが、愛国的大学生はこのまま国のために頑張ってしまうのだろうか。そう育てたのは他ならぬ中国なので、中国も愛国的学生も傷だらけになる展開になることを期待している。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://kr.china-embassy.org/chn/sgxx/t1715865.htm" target="_blank">http://kr.china-embassy.org/chn/sgxx/t1715865.htm</a><br /><a href="http://www.kwongwah.com.my/20191116/" target="_blank">http://www.kwongwah.com.my/20191116/</a>韩国大学生支持反送中-多所学府爆发中韩学生对/<br /><a href="https://cn.yna.co.kr/view/ACK20191115006000881" target="_blank">https://cn.yna.co.kr/view/ACK20191115006000881</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/471573155</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/471313388.html</link>
      <title>総理の後継者はそろそろ決めておかないといけない</title>
      <pubDate>Sat, 02 Nov 2019 22:15:31 +0900</pubDate>
            <description>　四中全会は直前に降って湧いた「陳敏爾、胡春華の常務委員昇格」が人事の焦点となったが、蓋を開けてみれば欠員となった中央委員を、候補委員から補充するだけに留まった。　四中全会で人事異動があるとすれば、この4点を見極めておけばいいだろうと考えていた。四中全会の見どころ①急に降ってわいた陳敏爾と胡春華のどちらが序列上位になるか②序列上位が中央書記処書記、あるいは常務書記を兼任するか③そうなった場合、王滬寧は解任されるのか④陳敏爾が中央入りした場合、重慶市は誰が引き継ぐのか&amp;mdas..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　四中全会は直前に降って湧いた「陳敏爾、胡春華の常務委員昇格」が人事の焦点となったが、蓋を開けてみれば欠員となった中央委員を、候補委員から補充するだけに留まった。

　四中全会で人事異動があるとすれば、この4点を見極めておけばいいだろうと考えていた。

四中全会の見どころ①急に降ってわいた陳敏爾と胡春華のどちらが序列上位になるか②序列上位が中央書記処書記、あるいは常務書記を兼任するか③そうなった場合、王滬寧は解任されるのか④陳敏爾が中央入りした場合、重慶市は誰が引き継ぐのか&mdash; 水彩画お花研究家 (@suisaigagaga) <a href="https://twitter.com/suisaigagaga/status/1189808242047647744?ref_src=twsrc%5Etfw">October 31, 2019</a> 

　習近平と李克強が揃って常務委員に昇格した第17回党大会で、習近平の序列が6位、李克強の序列が7位となったことで勝負があった例を紐解くまでもなく、序列上位が総書記後継者であることは疑いがない。

　序列上位となった者は総書記後継者として、中央書記処常務書記を兼任するのが胡錦濤以来の伝統だ。

　常務委員会が政策について意見を出し、政治局が決定したものを関連機関に実行するよう指示を出すのが中央書記処の役割だ。ここで後継者は党務経験を積む。単に常務委員に昇格するだけでは権限がない。

　そうなると、現在常務書記を務める王滬寧のクビを飛ばすのかという問題になる。常務書記を解任して宣伝工作だけをやらせるのか、序列第二位の書記に置くかの2通りとなるだろう。

　すでに中央入りし副総理（序列第3位）となっている胡春華とは異なり、地方トップの陳敏爾が中央入りするのであれば、後任を探す必要がある。ところが、四中全会の直前に内モンゴル自治区委書記を解任され、行き先の決まっていなかった李紀恆は、閣僚（民政部部長）に格下げとなってしまった。

　というようなことを念頭に書いたつもりだったのだが、常務委員昇格のお話は無かった。習近平がまだ後継者指名をしたくないのか、そもそもこの話はどこから来たのかなど謎は残るが、総書記は習近平が当分居座るだろうから急ぎで決める話でもなかった。

　喫緊で決めておかなければならないのは、習近平ではなく李克強の後継者だ。

　総理は三選が禁止されている。国家主席のように任期縛りを廃止する可能性がないとは言えないが、今のところ廃止される気配はないので、そろそろ後継者は決めておかなければならないのだ。

　初代の周恩来を除けば、6人いる国務院総理は副総理経験者が昇格している。明確な規定があるわけではないが、総書記が中央書記処書記を経験するように、国務院総理も副総理を経験しているとやりやすいのだろう。

　現在副総理は4人いて、2022年の第20回党大会では胡春華以外の3人が定年の68歳を超える。王岐山のために動かさなかった定年を動かすことは考えられないから、中央委員再任も難しいだろう。冠婚葬祭がお仕事の国家副主席と異なり、行政職の副総理がヒラ党員というわけにはいかないので、韓正、孫春蘭、劉鶴が総理に昇格する目はかなり小さい。

　常務委員では汪洋が副総理経験者だが、全国政協主席は上がりポストなので総理や常務副総理に転じる展開がちょっと考えづらい。また、汪洋は一期しか総理ができないので、安定した政権運営には向いていない。

　かなり大ざっぱな論考ではあるが、総理候補は胡春華以外に見当たらないのが現状なのだ。<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　四中全会は直前に降って湧いた「陳敏爾、胡春華の常務委員昇格」が人事の焦点となったが、蓋を開けてみれば欠員となった中央委員を、候補委員から補充するだけに留まった。<br /><br />　四中全会で人事異動があるとすれば、この4点を見極めておけばいいだろうと考えていた。<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">四中全会の見どころ<br>①急に降ってわいた陳敏爾と胡春華のどちらが序列上位になるか<br>②序列上位が中央書記処書記、あるいは常務書記を兼任するか<br>③そうなった場合、王滬寧は解任されるのか<br>④陳敏爾が中央入りした場合、重慶市は誰が引き継ぐのか</p>&mdash; 水彩画お花研究家 (@suisaigagaga) <a href="https://twitter.com/suisaigagaga/status/1189808242047647744?ref_src=twsrc%5Etfw">October 31, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />　習近平と李克強が揃って常務委員に昇格した第17回党大会で、習近平の序列が6位、李克強の序列が7位となったことで勝負があった例を紐解くまでもなく、序列上位が総書記後継者であることは疑いがない。<br /><br />　序列上位となった者は総書記後継者として、中央書記処常務書記を兼任するのが胡錦濤以来の伝統だ。<br /><br />　常務委員会が政策について意見を出し、政治局が決定したものを関連機関に実行するよう指示を出すのが中央書記処の役割だ。ここで後継者は党務経験を積む。単に常務委員に昇格するだけでは権限がない。<br /><br />　そうなると、現在常務書記を務める王滬寧のクビを飛ばすのかという問題になる。常務書記を解任して宣伝工作だけをやらせるのか、序列第二位の書記に置くかの2通りとなるだろう。<br /><br />　すでに中央入りし副総理（序列第3位）となっている胡春華とは異なり、地方トップの陳敏爾が中央入りするのであれば、後任を探す必要がある。ところが、四中全会の直前に内モンゴル自治区委書記を解任され、行き先の決まっていなかった李紀恆は、閣僚（民政部部長）に格下げとなってしまった。<br /><br />　というようなことを念頭に書いたつもりだったのだが、常務委員昇格のお話は無かった。習近平がまだ後継者指名をしたくないのか、そもそもこの話はどこから来たのかなど謎は残るが、総書記は習近平が当分居座るだろうから急ぎで決める話でもなかった。<br /><br />　喫緊で決めておかなければならないのは、習近平ではなく李克強の後継者だ。<br /><br />　総理は三選が禁止されている。国家主席のように任期縛りを廃止する可能性がないとは言えないが、今のところ廃止される気配はないので、そろそろ後継者は決めておかなければならないのだ。<br /><br />　初代の周恩来を除けば、6人いる国務院総理は副総理経験者が昇格している。明確な規定があるわけではないが、総書記が中央書記処書記を経験するように、国務院総理も副総理を経験しているとやりやすいのだろう。<br /><br />　現在副総理は4人いて、2022年の第20回党大会では胡春華以外の3人が定年の68歳を超える。王岐山のために動かさなかった定年を動かすことは考えられないから、中央委員再任も難しいだろう。冠婚葬祭がお仕事の国家副主席と異なり、行政職の副総理がヒラ党員というわけにはいかないので、韓正、孫春蘭、劉鶴が総理に昇格する目はかなり小さい。<br /><br />　常務委員では汪洋が副総理経験者だが、全国政協主席は上がりポストなので総理や常務副総理に転じる展開がちょっと考えづらい。また、汪洋は一期しか総理ができないので、安定した政権運営には向いていない。<br /><br />　かなり大ざっぱな論考ではあるが、総理候補は胡春華以外に見当たらないのが現状なのだ。<a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/471313388</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/471108474.html</link>
      <title>世界軍人運動会で解放軍がインチキ</title>
      <pubDate>Fri, 25 Oct 2019 21:01:23 +0900</pubDate>
            <description>　各国の軍人たちを集めたミリタリーワールドゲームズが、10月18日から27日の日程で、湖北省武漢市で開催されている。　中国チームは連日メダルを積み上げて、25日現在で2位のロシアにダブルスコアを付ける、圧倒的な成績を収めている。ところが、20日のオリエンテーリング競技でインチキしたのが発覚し、同競技の全ての成績が無効となる処分を受けていたのだ。　オリエンテーリングは、地図上に示された複数のポイントとコンパスを使って順に通過し、その走破タイムを競う競技だ。　自国開催とはいえ、他..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　各国の軍人たちを集めたミリタリーワールドゲームズが、10月18日から27日の日程で、湖北省武漢市で開催されている。

　中国チームは連日メダルを積み上げて、25日現在で2位のロシアにダブルスコアを付ける、圧倒的な成績を収めている。ところが、20日のオリエンテーリング競技でインチキしたのが発覚し、同競技の全ての成績が無効となる処分を受けていたのだ。

　オリエンテーリングは、地図上に示された複数のポイントとコンパスを使って順に通過し、その走破タイムを競う競技だ。

　自国開催とはいえ、他地区から集められた解放軍兵士が地の利を活かせるかと言えばそうではない。しかし、この手の大会は地元有利と見られるのが常だし、また実際有利だ。

　また、開会式には習近平が出席し、開会を宣言する力の入りようだ。自国開催に加え、御大直々のお出ましとあって、中国チームたる解放軍兵士諸氏が受けるプレッシャーは大きなものがあったのではないか。

　そこで、なのかどうかはわからないのだが、解放軍兵士たちはGPSを使って、想定されているルートとはかけ離れた道なき道を進んで行った。

　競技後、国際オリエンテーリング連盟（IOF）はロシア、スウェーデンなどの参加者からの抗議を受け調査を行い、中国選手はGPSの使用に加え、「観客」のサポートを受け、また事前につけた目印を頼りにしたとの声明を発表している。このため、女子の1位、2位と4位、男子の2位が失格となった。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019102501.png" target="_blank"><img border="0" alt="2019102501.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019102501-thumbnail2.png" width="320" height="176"></a>

　大会公式の成績を見ると、インチキが発生した20日の中距離個人は男女ともに成績一覧に中国選手の名前はなく、21日の長距離個人はDNS（欠場）扱い。23日のリレーと団体はこれまた名前なし。失格になった理由の説明はされていない。また、選手一覧からオリエンテーリングの選手が検索できなくなっている。

　国防部も国内メディアもこの件についてはスルーし、メダルラッシュを報じ続けている。それでも競技自体についての記事がいくつかあったので紹介しておく。

　湖北日報は、負傷しながら競技を続行したと言う王佳の声を取り上げている。「競技場は戦場と同じ。尻込みなどできない。自分のベストを発揮するだけだ。中国軍人の顔に泥は塗れない」。なお、Wang Jiaという選手は、確認できる10人の中には名前がない。誰なんだろうか。

　鳳凰衛視（フェニックスTV）は、「オリエンテーリングが中国では発展途上の競技であることに加え、身体条件で欧米の選手に劣る」と総括。もっともらしい解説で終わっておけばいいのに、「11名の選手は自分を突破した」と書き足して台無しにしている。

==参考消息==
http://www.xinhuanet.com/politics/2019-10/19/c_1125124481.htm
https://www.sinchew.com.my/content/content_2136563.html  
https://www.wuhan2019mwg.cn/ 
http://www.hb.xinhuanet.com/2019-10/25/c_1125150231.htm 
https://www.jaaf.or.jp/athleticclub/2016/no35.pdf
https://news.mingpao.com/ins/兩岸/article/20191025/s00004/1571990672769/解放軍世界軍人運動會主場作弊-遭取消定向越野賽資格
http://www.cnhubei.com/content/2019-10/25/content_12430424.html
https://www.weibo.com/1643971635/Id0uP4yIA?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1572003537859
http://www.cnhubei.com/content/2019-10/25/content_12430424.html
https://www.weibo.com/1643971635/Id0uP4yIA?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1572003537859<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　各国の軍人たちを集めたミリタリーワールドゲームズが、10月18日から27日の日程で、湖北省武漢市で開催されている。<br /><br />　中国チームは連日メダルを積み上げて、25日現在で2位のロシアにダブルスコアを付ける、圧倒的な成績を収めている。ところが、20日のオリエンテーリング競技でインチキしたのが発覚し、同競技の全ての成績が無効となる処分を受けていたのだ。<br /><br />　オリエンテーリングは、地図上に示された複数のポイントとコンパスを使って順に通過し、その走破タイムを競う競技だ。<br /><br />　自国開催とはいえ、他地区から集められた解放軍兵士が地の利を活かせるかと言えばそうではない。しかし、この手の大会は地元有利と見られるのが常だし、また実際有利だ。<br /><br />　また、開会式には習近平が出席し、開会を宣言する力の入りようだ。自国開催に加え、御大直々のお出ましとあって、中国チームたる解放軍兵士諸氏が受けるプレッシャーは大きなものがあったのではないか。<br /><br />　そこで、なのかどうかはわからないのだが、解放軍兵士たちはGPSを使って、想定されているルートとはかけ離れた道なき道を進んで行った。<br /><br />　競技後、国際オリエンテーリング連盟（IOF）はロシア、スウェーデンなどの参加者からの抗議を受け調査を行い、中国選手はGPSの使用に加え、「観客」のサポートを受け、また事前につけた目印を頼りにしたとの声明を発表している。このため、女子の1位、2位と4位、男子の2位が失格となった。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019102501.png" target="_blank"><img border="0" alt="2019102501.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019102501-thumbnail2.png" width="320" height="176" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2019102501-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　大会公式の成績を見ると、インチキが発生した20日の中距離個人は男女ともに成績一覧に中国選手の名前はなく、21日の長距離個人はDNS（欠場）扱い。23日のリレーと団体はこれまた名前なし。失格になった理由の説明はされていない。また、選手一覧からオリエンテーリングの選手が検索できなくなっている。<br /><br />　国防部も国内メディアもこの件についてはスルーし、メダルラッシュを報じ続けている。それでも競技自体についての記事がいくつかあったので紹介しておく。<br /><br />　湖北日報は、負傷しながら競技を続行したと言う王佳の声を取り上げている。「競技場は戦場と同じ。尻込みなどできない。自分のベストを発揮するだけだ。中国軍人の顔に泥は塗れない」。なお、Wang Jiaという選手は、確認できる10人の中には名前がない。誰なんだろうか。<br /><br />　鳳凰衛視（フェニックスTV）は、「オリエンテーリングが中国では発展途上の競技であることに加え、身体条件で欧米の選手に劣る」と総括。もっともらしい解説で終わっておけばいいのに、「11名の選手は自分を突破した」と書き足して台無しにしている。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/2019-10/19/c_1125124481.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/2019-10/19/c_1125124481.htm</a><br /><a href="https://www.sinchew.com.my/content/content_2136563.html&nbsp;&nbsp;" target="_blank">https://www.sinchew.com.my/content/content_2136563.html&nbsp;&nbsp;</a><br /><a href="https://www.wuhan2019mwg.cn/&nbsp;" target="_blank">https://www.wuhan2019mwg.cn/&nbsp;</a><br /><a href="http://www.hb.xinhuanet.com/2019-10/25/c_1125150231.htm&nbsp;" target="_blank">http://www.hb.xinhuanet.com/2019-10/25/c_1125150231.htm&nbsp;</a><br /><a href="https://www.jaaf.or.jp/athleticclub/2016/no35.pdf" target="_blank">https://www.jaaf.or.jp/athleticclub/2016/no35.pdf</a><br /><a href="https://news.mingpao.com/ins/" target="_blank">https://news.mingpao.com/ins/</a>兩岸/article/20191025/s00004/1571990672769/解放軍世界軍人運動會主場作弊-遭取消定向越野賽資格<br /><a href="http://www.cnhubei.com/content/2019-10/25/content_12430424.html" target="_blank">http://www.cnhubei.com/content/2019-10/25/content_12430424.html</a><br /><a href="https://www.weibo.com/1643971635/Id0uP4yIA?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1572003537859" target="_blank">https://www.weibo.com/1643971635/Id0uP4yIA?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1572003537859</a><br /><a href="http://www.cnhubei.com/content/2019-10/25/content_12430424.html" target="_blank">http://www.cnhubei.com/content/2019-10/25/content_12430424.html</a><br /><a href="https://www.weibo.com/1643971635/Id0uP4yIA?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1572003537859" target="_blank">https://www.weibo.com/1643971635/Id0uP4yIA?refer_flag=1001030103_&type=comment#_rnd1572003537859</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/471108474</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/470959639.html</link>
      <title>趙紫陽の墓が建立される</title>
      <pubDate>Fri, 18 Oct 2019 22:56:04 +0900</pubDate>
            <description>　2005年にこの世を去った趙紫陽の遺骨が、14年の時を経てようやく墓に埋葬された。10月17日は生誕100周年。その翌日のことだった。　前日の17日には、「いい場所を選び、いい墓碑をこしらえ、今年中には埋葬したい」と、次男の趙二軍からアナウンスがあったばかり。　北京市の中心部から６０キロあまり離れた民間の墓地で20年の使用権を購入し、口頭ではあるが中央組織部と北京市殯葬（葬儀）委員会の同意を取り付けていたとも明かしており、具体的に話が進んでいたことがうかがえるが、進んでいた..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　2005年にこの世を去った趙紫陽の遺骨が、14年の時を経てようやく墓に埋葬された。10月17日は生誕100周年。その翌日のことだった。

　前日の17日には、「いい場所を選び、いい墓碑をこしらえ、今年中には埋葬したい」と、次男の趙二軍からアナウンスがあったばかり。

　北京市の中心部から６０キロあまり離れた民間の墓地で20年の使用権を購入し、口頭ではあるが中央組織部と北京市殯葬（葬儀）委員会の同意を取り付けていたとも明かしており、具体的に話が進んでいたことがうかがえるが、進んでいたどころが100%完了していたのだ。

　中国は引退時についていたポストの格で引退後の扱いが決まる。アクセスできる情報や支払われる手当、会議やパーティなどの席次などに影響してくる。趙と同じく、1989年の天安門事件が原因で失脚した胡啓立は引退時に全国政協副主席だったので、常務委員経験者ではなく元全国政協副主席として扱われている。

　趙紫陽は死後に閣僚級以上の大物が埋葬される八宝山に、局長級の区域であれば埋葬してもよいと提案され、遺族はこれを蹴っている。総書記経験者なのだから、遺族としては当然だろう。引退時のクラスに左右されるなんて中国共産党の論理は、遺族は知ったことではないからだ。

　反対に、遺族が適当な墓地を探して埋葬する話もあった。一旦は中国共産党に断られたが、趙の妻で中央組織部副部長などを歴任した梁伯琪が2013年に亡くなった2年後、ようやく埋葬自体は認められた。しかし、利根川のごとく時期については明言してこなかった。

　仲良しの夫婦のどちらかに先立たれ、残された側が家に置きたがったなど特殊な事情を除いて、火葬したらすぐに遺灰や遺骨はお墓入りの中国で、家に遺骨を置くというのはありえない。

　しかし、火葬場を持つ八宝山で荼毘に付されたものの、趙の埋葬は引き伸ばしに引き伸ばされて14年。亡くなるまで軟禁されていた富強胡同6号の故居に安置されていたのだった。

<a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019101801.png" target="_blank"><img border="0" alt="2019101801.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019101801-thumbnail2.png" width="227" height="320"></a>

　とにもかくにも、趙紫陽の待遇については一歩前進した。一足飛びに名誉回復など無謀なことは期待していないので、せめて中央人民政府公式サイトで「歴代国務院総理」を紹介するページに、写真くらいは乗っけて欲しいものだ。

==参考消息==
https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-50081946
https://news.mingpao.com/pns/中國/article/20191017/s00013/1571249436445/趙紫陽今百歲冥壽-家人擇墓地終獲准-趙二軍盼年底葬父-富強胡同6號將交中央
http://www.gov.cn/guoqing/2018-03/18/content_5275354.htm
http://politics.people.com.cn/GB/1026/3153749.html<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　2005年にこの世を去った趙紫陽の遺骨が、14年の時を経てようやく墓に埋葬された。10月17日は生誕100周年。その翌日のことだった。<br /><br />　前日の17日には、「いい場所を選び、いい墓碑をこしらえ、今年中には埋葬したい」と、次男の趙二軍からアナウンスがあったばかり。<br /><br />　北京市の中心部から６０キロあまり離れた民間の墓地で20年の使用権を購入し、口頭ではあるが中央組織部と北京市殯葬（葬儀）委員会の同意を取り付けていたとも明かしており、具体的に話が進んでいたことがうかがえるが、進んでいたどころが100%完了していたのだ。<br /><br />　中国は引退時についていたポストの格で引退後の扱いが決まる。アクセスできる情報や支払われる手当、会議やパーティなどの席次などに影響してくる。趙と同じく、1989年の天安門事件が原因で失脚した胡啓立は引退時に全国政協副主席だったので、常務委員経験者ではなく元全国政協副主席として扱われている。<br /><br />　趙紫陽は死後に閣僚級以上の大物が埋葬される八宝山に、局長級の区域であれば埋葬してもよいと提案され、遺族はこれを蹴っている。総書記経験者なのだから、遺族としては当然だろう。引退時のクラスに左右されるなんて中国共産党の論理は、遺族は知ったことではないからだ。<br /><br />　反対に、遺族が適当な墓地を探して埋葬する話もあった。一旦は中国共産党に断られたが、趙の妻で中央組織部副部長などを歴任した梁伯琪が2013年に亡くなった2年後、ようやく埋葬自体は認められた。しかし、利根川のごとく時期については明言してこなかった。<br /><br />　仲良しの夫婦のどちらかに先立たれ、残された側が家に置きたがったなど特殊な事情を除いて、火葬したらすぐに遺灰や遺骨はお墓入りの中国で、家に遺骨を置くというのはありえない。<br /><br />　しかし、火葬場を持つ八宝山で荼毘に付されたものの、趙の埋葬は引き伸ばしに引き伸ばされて14年。亡くなるまで軟禁されていた富強胡同6号の故居に安置されていたのだった。<br /><br /><a href="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019101801.png" target="_blank"><img border="0" alt="2019101801.png" src="https://aqurelliste.up.seesaa.net/image/2019101801-thumbnail2.png" width="227" height="320" onclick="location.href = 'http://aqurelliste.seesaa.net/upload/detail/image/2019101801-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />　とにもかくにも、趙紫陽の待遇については一歩前進した。一足飛びに名誉回復など無謀なことは期待していないので、せめて中央人民政府公式サイトで「歴代国務院総理」を紹介するページに、写真くらいは乗っけて欲しいものだ。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-50081946" target="_blank">https://www.bbc.com/zhongwen/simp/chinese-news-50081946</a><br /><a href="https://news.mingpao.com/pns/" target="_blank">https://news.mingpao.com/pns/</a>中國/article/20191017/s00013/1571249436445/趙紫陽今百歲冥壽-家人擇墓地終獲准-趙二軍盼年底葬父-富強胡同6號將交中央<br /><a href="http://www.gov.cn/guoqing/2018-03/18/content_5275354.htm" target="_blank">http://www.gov.cn/guoqing/2018-03/18/content_5275354.htm</a><br /><a href="http://politics.people.com.cn/GB/1026/3153749.html" target="_blank">http://politics.people.com.cn/GB/1026/3153749.html</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/470959639</guid>
                </item>
        <item>
      <link>http://aqurelliste.seesaa.net/article/470921923.html</link>
      <title>なかなか開かれない四中全会</title>
      <pubDate>Thu, 17 Oct 2019 09:18:07 +0900</pubDate>
            <description>　8月30日の政治局会議で、10月に開催されると発表された四中全会（中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議）。10月と日程を決めないまま、開催だけを発表したのは記憶にない。　昨年2月に開催された三中全会は、開催直前ではあるが日程が発表されたし、二中全会も・・・と書きかけたところで調べてみると、二中全会は2017年12月27日の政治局会議で、翌年（2018年）1月に開催とだけアナウンスされていたのがわかってしまった。　二中全会の議題は中央紀律検査委員会（中紀委）の業務報告と..</description>
            <itunes:summary><![CDATA[
　8月30日の政治局会議で、10月に開催されると発表された四中全会（中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議）。10月と日程を決めないまま、開催だけを発表したのは記憶にない。

　昨年2月に開催された三中全会は、開催直前ではあるが日程が発表されたし、二中全会も・・・と書きかけたところで調べてみると、二中全会は2017年12月27日の政治局会議で、翌年（2018年）1月に開催とだけアナウンスされていたのがわかってしまった。

　二中全会の議題は中央紀律検査委員会（中紀委）の業務報告と反腐敗工作だった。中紀委の日程は前出の政治局会議で1月11日から13日と決まっていたし、直後に旧正月も控えていたので、二中全会の開催時期はある程度予測は立てることが出来たのだが。

　第18期の四中全会も五中全会も六中全会も、7月末の政治局会議で開催自体は決まっていたが、開催の具体的な日付は出されず、10月とだけしかアナウンスが無かった。

　2ヶ月後の中央委員200人あまり。候補委員や中紀委関係者ほかを加えると、400人を超える大所帯となる。政治局委員以上の予定を調整するのには、それくらいの日数は必要なのだろう、多分。

　会期が事前に発表されないのは、特に珍しいことではなかった。記憶にないのは私が気にしてなかっただけでした。

　第19期の一中全会、二中全会、三中全会が2017年10月の党大会から半年以内に立て続けに開催されたのに、それから1年以上開かれていないのは異常事態と見る人がいるのかもしれない。

　例年であれば党大会の翌年の9月から12月に開催されていた三中全会が2月に開催されたのが異例なのであって、四中全会は党大会2年後の10月に開催されているから、中国共産党としては例年通りと言い張ることができる。

　中国共産党章程（規約）によれば、中央委員会は、「1年に最低1回開く」と定められている。今年中に開催すれば、中国共産党としてはこれまたセーフなのだ。

　10月中に開催されるのであれば、予定の調整は水面下で進められているだろうが、10月中には開催されず延期となれば話は別で、さすがに言い訳ができない。

==参考消息==
http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2017-12/27/c_1122174049.htm
http://www.xinhuanet.com/2018-02/24/c_1122448198.htm
http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2019-08/30/c_1124943080.htm
http://cpc.people.com.cn/n/2014/0730/c64094-25366470.html
http://cpc.people.com.cn/n/2015/0721/c64094-27334535.html
http://politics.people.com.cn/n1/2016/0727/c1001-28587080.html
http://www.xinhuanet.com//politics/19cpcnc/2017-10/28/c_1121870794_4.htm<a></a>

]]></itunes:summary>
      <content:encoded><![CDATA[
　8月30日の政治局会議で、10月に開催されると発表された四中全会（中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議）。10月と日程を決めないまま、開催だけを発表したのは記憶にない。<br /><br />　昨年2月に開催された三中全会は、開催直前ではあるが日程が発表されたし、二中全会も・・・と書きかけたところで調べてみると、二中全会は2017年12月27日の政治局会議で、翌年（2018年）1月に開催とだけアナウンスされていたのがわかってしまった。<br /><br />　二中全会の議題は中央紀律検査委員会（中紀委）の業務報告と反腐敗工作だった。中紀委の日程は前出の政治局会議で1月11日から13日と決まっていたし、直後に旧正月も控えていたので、二中全会の開催時期はある程度予測は立てることが出来たのだが。<br /><br />　第18期の四中全会も五中全会も六中全会も、7月末の政治局会議で開催自体は決まっていたが、開催の具体的な日付は出されず、10月とだけしかアナウンスが無かった。<br /><br />　2ヶ月後の中央委員200人あまり。候補委員や中紀委関係者ほかを加えると、400人を超える大所帯となる。政治局委員以上の予定を調整するのには、それくらいの日数は必要なのだろう、多分。<br /><br />　会期が事前に発表されないのは、特に珍しいことではなかった。記憶にないのは私が気にしてなかっただけでした。<br /><br />　第19期の一中全会、二中全会、三中全会が2017年10月の党大会から半年以内に立て続けに開催されたのに、それから1年以上開かれていないのは異常事態と見る人がいるのかもしれない。<br /><br />　例年であれば党大会の翌年の9月から12月に開催されていた三中全会が2月に開催されたのが異例なのであって、四中全会は党大会2年後の10月に開催されているから、中国共産党としては例年通りと言い張ることができる。<br /><br />　中国共産党章程（規約）によれば、中央委員会は、「1年に最低1回開く」と定められている。今年中に開催すれば、中国共産党としてはこれまたセーフなのだ。<br /><br />　10月中に開催されるのであれば、予定の調整は水面下で進められているだろうが、10月中には開催されず延期となれば話は別で、さすがに言い訳ができない。<br /><br />==参考消息==<br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2017-12/27/c_1122174049.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2017-12/27/c_1122174049.htm</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/2018-02/24/c_1122448198.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/2018-02/24/c_1122448198.htm</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2019-08/30/c_1124943080.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com/politics/leaders/2019-08/30/c_1124943080.htm</a><br /><a href="http://cpc.people.com.cn/n/2014/0730/c64094-25366470.html" target="_blank">http://cpc.people.com.cn/n/2014/0730/c64094-25366470.html</a><br /><a href="http://cpc.people.com.cn/n/2015/0721/c64094-27334535.html" target="_blank">http://cpc.people.com.cn/n/2015/0721/c64094-27334535.html</a><br /><a href="http://politics.people.com.cn/n1/2016/0727/c1001-28587080.html" target="_blank">http://politics.people.com.cn/n1/2016/0727/c1001-28587080.html</a><br /><a href="http://www.xinhuanet.com//politics/19cpcnc/2017-10/28/c_1121870794_4.htm" target="_blank">http://www.xinhuanet.com//politics/19cpcnc/2017-10/28/c_1121870794_4.htm</a><a name="more"></a>

]]><![CDATA[
]]></content:encoded>
            <category>消息</category>
      <author>aquarelliste</author>
      <guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,aqurelliste/470921923</guid>
                </item>
      </channel>
</rss>

